管理人ティアの一口馬主生活&各クラブ馬診断。競走馬をより深く理解する事が目的です!    ※記事の引用、および画像の転載は各クラブより許可を得た上で行っております。
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05年産馬体診査:リーガルスキーム
2008年01月12日 (土) | 編集 |

今回の馬体診査は明日デビューを迎える予定のリーガルスキームを取り上げたいと思います。 この馬もトランスワープと並び、キャロ05年産私的ランキング・№2の評価をつけている馬です。

リーガルスキーム

この馬に惹かれたのは、まずなんといってもトモですね。
股間節付近の筋肉もL字筋の発達具合も共に申し分ないです。角度も良いです。
さらに繋ぎの角度ですが、これも非常に良い感じだと思います。
本来なら前脚より後脚の方が寝ているというのは決してプラスではありませんが、父サクラバクシンオーもそういう脚をしていたので、この馬に関しては気にしなくても良いでしょう。

全体の筋肉も柔軟性に富んでいそうですし、一本調子のダート馬というわけでもなさそうです。
血統や馬体から見るに、おそらく芝・ダート兼用のスプリンターだと思いますが、母父マキャベリアンの血が良い方に働けばマイルもこなせるようになるはずです。
欲を言えば、もう20キロ位あれば本当に何も言うことないんですけどね。
でも、今のままでも十分オープンまで出世できる器だと思います。


それにしてもこの馬、父サクラバクシンオーにとても良く似た体型だと思います。
先程言いました繋ぎの角度や、お尻の形までそっくりなんですよね。
06年産の同じ父を持つビワプランサー06同様、若干怖がりな性格みたいですが、そういう馬が強い逃げ馬に成長するというのはよくあることですし、プラスに捉らえたいですね。
↓(上:現在のリーガル 下:バクシンオー)

リーガル1227


バクシンオー

個人的にこの馬の血統で気になる点を挙げるとすれば、それはむしろ母系の方です。
リーガルの母ミントエンジェルは、これまで目立った馬を一頭も出していません。
もちろん馬がまだ若いですし、リーガルも9歳時に産んだ仔ですから、これが待ちに待った大物である可能性も充分にあると思います。
しかし、これまでの産駒はというと、
01ノボリハウツー牡(父・ダンスインザダーク)50戦7勝。うち障害で3勝
02テンザンエンゼル牡(父・パントルセレブル)11戦1勝。うち地方で1勝
03ミントデザイア牝(父・ダンスインザダーク)37戦4勝。うち地方で4勝

このように初子のノボリハウツーを除くと、お世辞にも良いとは言えないデキです。
ですが種牡馬のラインナップを見ると、成績不振の理由がスタミナ系種牡馬との相性がイマイチなのか、ミントエンジェル自身の質に問題があるのか、どちらかわからないんですよね。

ただ、やはりこのリーガルスキームほどの身体を持った馬が走らないとなると、ミントエンジェル自身の問題とみて間違いないでしょうね。というか、馬体で馬を選ぶという行為自体が無意味になってしまうと言っても過言ではないでしょう。
同時に、僕に馬を見る目がないということの証明にもなってしまうので、リーガルスキームにはなんとしても頑張ってもらわねばなりません笑。


さて、話は少し変わって、先ほどちらりと名前が出てきたビワプランサーの06の事なのですが、この馬もスプリンターとして相当な資質を秘めた馬だと思うんですね。
僕の予想ではリーガルスキームを一枚落とした位のレベルだと思っているのですが、もしリーガルが期待通りの活躍を見せるようであれば、この馬の追加出資を考えたいですね。
リーガルとビワプランサーが別馬なのは百も承知ですが、血統、馬体、性格、成長過程と、どれをとっても非常に似ていると思うのです。
どちらも母が9歳時の産駒という点も同じですし、誕生日も近いです。

ちなみにビワプランサーの牝系は、母父がブライアンズタイム。三代前にはあのセックスアピールがいるという血統。
配合的にはリーガルよりスタミナ色が強いです。そして、そういうタイプの牝馬とスプリンターorマイラー種牡馬の組み合わせは非常に成功例が多いです。

ただビワプランサーに関しては、初子で代表産駒のダンディズムを始め、脚や体質に不安のある仔ばかり出していますので、その点だけが気掛かりです。
06も小柄で脚に負担がかかりにくい体とはいえ、菅囲自体が細いですからね。
そもそもスプリンターで小柄というのは間違いなくマイナス要素です。
今後いくらか成長するのは違いないとしても、リーガルと比べると色々と不安要素が多いのは事実だと思います。

ですが四万五千円という値段は非常に良心的ですし、万馬券でも的中すれば、思わずポチッと一口いってしまうかもしれません。 まぁなんにせよ、リーガルスキームが絶好の資料になるんじゃないかと僕は思うんですよね。

それも含めて、明日のリーガルのレース振りに注目するとしましょう!
強敵はやはりメイショウボンハオだろうな……。


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05年産馬体診査 トランスワープ
2008年01月11日 (金) | 編集 |
今日取り上げる05年産馬は、僕がトールポピーに次ぐ世代NO、2の評価を与えている一頭です。
その名はトランスワープ。
一般の競馬ファンの方にはインテレットの弟と言えばわかりやすいでしょうか。

それでは、早速彼の身体を見ていくとしましょう。

トランスワープ

写真ではわからないかもしれませんがこの馬、すごく大きいです。
この時点で480キロ。今では540キロくらいあります。
幸い脚には不安が見当たらないのでそれほど心配はしていないのですが、他の馬より負担が大きく、仕上がり難いのは間違いないでしょうね。
休み明けとか新馬戦は期待できない馬だと思います。

しかし、身体が大きいということは筋肉量も豊富だということ。
写真を見た感じでもガッシリとした体つきで、立派なトモをしています。
他に強いてマイナス点を挙げるとすれば、肩まわりの筋肉が他と比べて若干見劣りする感じがすることですが、この場所は今後の調教でいくらでも変わってきますからね。心配しなくても大丈夫でしょう。
レースではパワー溢れるダイナミックな走りを見せてくれるはずです。

血統は父がファルブラヴですし、芝でも走れると思います。
しかし、身体がしっかりしてくるまではダートの方が安全だと思います。インテレットも毎日杯まではダートで勝ち星を稼いでいましたしね。
でも、どちらにせよ未勝利で終わるような馬ではないと思います。
距離も二千までは持つはずです。
僕は割と融通の利くタイプと見ました。

基本的にファルブラヴ産駒は僕好みの身体をしている馬が多いんですよね。中でも自分がイイと思ったレーヴダムールやルージュアルダンといった馬達がきちんと結果を出してくれている。
なのでファルブラヴとはとても相性が良いのだなと感じています。
今年はたくさん募集されるでしょうから、期待したいですね。


大きな身体が災いしてか、なかなか臨戦態勢が整わずにいるトランスワープ君。
ですが、将来的にはきっとダートの重賞戦線を盛り上げてくれる逸材のはず。
いつかフェブラリーSに出てくれることを願いつつ、長い目で見守っていきたいと思います。


馬体チェック トールポピー
2008年01月10日 (木) | 編集 |

予告通り、本日はトールポピーの馬体チェックをしていきたいと思います。
それでは早速見て参りましょう。

トールポピー2

個人的に目を惹かれるのは、まず前脚のラインです。
ここが綺麗な平行線になっている馬はなかなかいません。
僕の経験上、この条件を満たしている馬は相当な確率で走ってくれます。
さらに、トールポピーの繋ぎは芝馬として理想的とも言える45度。
後ろの繋ぎが若干寝過ぎの感もありますが、まぁ許容範囲でしょう。

背中はかなり背タレ気味に見えますが、これはジャングルポケット産駒の特徴みたいです。
この程度なら二歳後半になれば大体解消してくるものだという事を、この馬に教えられました。

他に目がいくのはやはり後躯。
トモは本当に良い形をしていますよね。筋肉の張りや厚みも充分です。
さらに臀部の形がビシッと直線を引ける構造をしていること。
これも理論的なことは解りませんが、強い中距離馬やゴール前でもう一伸びするような馬に多く見られる特徴なんですよね。
ラインナイブス教官の言うL字筋の角度も、理想的とされているほぼ120度の形をしています。

さらに肩と胸前の筋肉も立派ですし、それを支える脚にもこれといった不安が見当たりません。これならきっと一級線で長く丈夫に走ってくれるはずです。
馬主としては本当に理想的な牝馬と言えるのではないでしょうか。
カタログにも脚元について似たような絶賛のコメントが書いてあったような気がします。
過剰なサービストークがウリのキャロットクラブですが、この馬に関しては間違ったことは言っていないと思います。

そして距離適正に関して言えば、体型や筋肉の付き方から察するに、
マイルから二千前後がベストだと予測できますが、血統を加味して考えるとクラシックディスタンス、オークスの舞台でも十分に力を発揮できるはずです。
早熟血統でもありませんし、今後さらなる成長を見込める馬だと思いますね。
ジャングルポケットと母父サンデーの相性の良さについては今更説明する必要がありませんし、おそらくキャロットでは最上級レベルの良血です。
この馬体と血統で走らないはずがありません。
僕は本当にこの馬が走らずして、05年産の誰が走るんだって思うんですよね。

(ここから先、少し長くなります)
しかし、この馬の不安材料として、全兄フサイチホウオーの早熟説を持ち出す方が少なからずいらっしゃるんですよね。だから トールポピーも三歳春までだとかなんとか……。
正直、それは全く関係ないと思いますね。

そもそも僕から言わせてもらえば、フサイチホウオーは決して早熟なんかじゃありませんよ。
確かに成績だけ見ればそう言うほかありませんが、昨年春以降、馬体の成長が止まっているようには見えません。
あの馬は体調の良さと成長力が競争成績と比例していないだけなんです。
僕はフサイチホウオーの成績不振の原因は、ほぼ確実に彼の精神面にあると思います。

元々ジャングルポケットが気性で走るタイプでしたし、実際見ていて闘争心の塊のような馬だと感じたものです。
ホウオーが成功したのもジャングルポケット譲りの闘争心に起因するものだったとしたら?
その闘争心が昨年の春で既に燃え尽きてしまったのだとしたら?

しかしそれは身体の成長力とは全く別次元の問題ですよね?

ただ、兄だけでなく、他の馬にも古馬になって急にスランプに陥るといった現象が相次いで見られるようだと、その時はジャングル産駒全体をもう一度見直さなければならないでしょうね。
これは前々から考えていたことなのですが、ジャングル産駒は先程述べた闘争心関係の理由から年齢を重ねて気性が大人になっていくことは、同時に競走馬として根本的なところが枯れてしまうことに他ならない気がするのです。
実際、荒々しくて気むずかしいタイプの方がレースでは走ってるように見えますしね。

とりあえずはフサイチホウオー以外の実力馬、例えばタスカータソルテやシグナリオ、ジャンバルジャン等の今後を見ながら、特性を見極めていきたいと思っています。
個人的にもジャンポケは好きな馬でしたし、産駒には古馬になっても頑張ってもらいたいものです。
それに本当に仮説通りだったとしても、トールポピーの場合は牝馬ですし、競走馬としての華はやっぱり今年ですよね。
それこそ桜花賞やオークス、エリザベス女王杯のどれか一つでも勝てるものなら、もうそれで十分すぎる程ではないでしょうか?

まぁなんにしてもですね、出資できた人は本当に幸せモンだよなぁーo(;△;)o


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