管理人ティアの一口馬主生活&各クラブ馬診断。競走馬をより深く理解する事が目的です!    ※記事の引用、および画像の転載は各クラブより許可を得た上で行っております。
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2009年度 見学ツアー記 番外編
2009年09月30日 (水) | 編集 |
今日は見学ツアーの番外編です。
初日に行われた夕食会の時に各牧場の場長さん達がそれぞれに推奨馬を挙げていくイベントがあったので、その時発表された馬を読者の皆様にも紹介しちゃいます。

※基本、夕食会の時に推奨していた馬を載せていますが、太字のものは僕がそれぞれの牧場で直接聞けた馬です。
この他にも何人か居たのですが、僕がお手洗いに行ったりご馳走に夢中になっている間に、いくつか聞き逃してしまいました。その点は予めご了承を。

早来育成主任Hさん…マイベストスター、プリンセスミラクル、ラヴァーズナット
遠浅場長Mさん…クラッシーシャーロット、ビューティフルジェム、リアルナンバー、グリーティングス、マックスドゥイット、ファインセラ、アドマイヤサンデー
遠浅育成主任(?)さん…ビューティフルジェム、タニノミラージュ、ファインセラ
空港場長Yさん…ファインセラ
空港育成主任Hさん…マラブー
POG大王Tさん…オーベルゲイド、カメリアローズ、カタリスト、ゴレラ
吉田勝已さん…ネオンデライト

何頭かは直接話をさせてもらった時に得た情報ですが、正直、内容的には夕食会の時とさほど変わりませんでした。もしかするとセールス用に予め考えられていた回答だったのかもしれません。
でも、話しぶりからして、挙げられたうちの数頭は本当に自信があるような印象でしたよ。
遠浅場長Mさんのグリーティングス08を語るときの様子はまさにそんな感じ。
「目方はあるけど、少しも重さを感じさせない。これは絶対お買い得です!」と終始強気な態度でした。
この人は他にも「クラッシーシャーロットの急上昇っぷりが目立つ」、「ファルブラヴ産駒は狙うなら今がチャンス」という事を仰っていました。
ファルブラヴなら僕はエイコーンリング一択ですが、リアルナンバー08にせよボンヌシャンス08にせよ、未勝利で終わりそうなイメージではありませんからね。
牝馬の活躍が目立つファルブラヴですから、リアルナンバー08は確かに面白いかもしれませんね。
高額馬のクラッシーに関しては言うまでもなく良い馬です。人気がないのが驚きですね。

ちなみに僕がエイコーンリング08を切ったのは、同父のトランスワープを見ている為です。決してエイコーン自身にケチが付いた為ではありません。
トランスワープは少々大き過ぎるきらいもありましたが、馬体の良さからあの馬を一つの出資基準ラインとして考えるようになりました。
ボンヌシャンス08もそうですが、トランスと比べると流石に…というのが正直なところでしたからね。07、08とファルブラヴが付けられているのも、おそらくはトランスワープのデキが良かったからに他ならないでしょう。
ファインセラ08とアドマイヤサンデー08については口数が少なめでしたが「誰が見ても良い馬ですから、敢えて私が挙げる必要もないでしょう」との事でした。

遠浅では育成主任と思われるスタッフさんからも「とにかくタニノミラージュがオススメです」とセレクト出身のディープ産駒を猛プッシュされました。
「タニノミラージュとビューティフルジェムはまずハズれることはないと思いますよ」
この人も完全に即答でしたから、相当自信があるのだと思われます。
個人的に気になっていたビューティフルジェム08を勧めてくれたのは素直に嬉しかったですね。
ファインセラ08の胸囲について「心配いりませんよ」と言ってくれたのもこの人でした。

僕が特に仲良くさせてもらった早来の主任Hさんは、マイベスの他にもプリンセスミラクル08とラヴァーズナット08を楽しみな逸材として挙げていました。
ミラクルは「丈夫そうなことに加えて走る条件を選ばなそうなので、高確率で元は取ってくれるでしょう」とのお話でした。
この馬は僕が最初に描いていたストゥレガーレのイメージです。これがもし二年前だったら、多分出資していたでしょうね。
こちらは馬格もありますから、叩き良化型のロベルト系としては好材料でしょう。ストゥレガーレもこれぐらいのサイズがあれば、もしかしたら結果も違っていたかもしれません。
丈夫さという点では、先程のMさんもビューティフルジェム08を指して「走るかどうかはやってみなきゃわかりませんが、丈夫なのは間違いありません」と言ってましたし、シンボリクリスエスはまさに一口向きの種馬と言えるでしょうね。
東京向きの馬が多いのも特徴で、僕とは相性が良さそうです。
ラヴァーズナット08については「良さげな動きを見せている」と高評価でしたが、これは僕も同意見です。
この馬は実際に歩いている姿が良い。それもDVDではなく、間近で見てこその馬。手元の資料だけで候補から外してしまったのは早計だったかなぁ、と少し後悔しています。

POGのTさんとは休養馬展示の時に「青本と赤本、毎年読ませてもらっています」と軽く挨拶した後、少しだけお話もさせて貰ったのですが、オーベルについてはセレクト出身ということもあり「これまでの産駒とはデキが違うはず」という話を聞かせてもらいました。
夕食会でも勧めていたゴレラ08については「人には勧められるけど、自分では買えない笑」と言ってましたけどね。

勝巳さんは夕食会の時に「ディープの子供から必ず大物が出ると思っている」という話をされていて、そこでネオンデライト08を挙げていましたね。
個人的にはプンティラ08、グッドゲーム08、ハルーワソング08のどれかだと思ってたんですけどね~(^▽^;)

総合的に一番収穫があったのはグリーティングスの08でしょうか。
場長さん達からの評判が良いことに加えて、なんでも「最も順調に調整が進んでいるうちの一頭」なのだとか。
大型馬でも乗り出しは早かったみたいですね。
人気になっているようですが、第一希望で出した方には嬉しい情報なのではないでしょうか?

しかし、夕食会でそれぞれが推奨する馬を聞きながら思ったのは「やっぱりこの人達は商売上手だなー」という事。
今回挙げられた馬はみんな『良いのは解るんだけど、他との比較で考えた時にもう一押しが足りない』といった感じの馬で、一次では満口にならなそうなのばかりですよね。
それでも結果的にはプラス収支で終わりそうな馬が多くて『やっぱり、牧場の人達は見る目があるんだなぁ…』と思わせるのにもってこいのメンツが揃ってますよ。
時々ファインセラやグリーティングスみたいな馬をちゃんと入れて宣伝してくる辺り、やり方が上手だと感じましたね。

今年から1.5次の方法も変わったので、二次まで残る馬もそこそこ多いのではないかと思います。
もとより『一次で埋まらなかった中に大物がいる』キャロットですから、少し参考にされてみては如何でしょうか?

そんじゃ最後に、僕のオススメも晒しておきましょうかね笑。
スケアヘッドライン、ビューティフルジェム、ガッドグッドバイ……とかはもう良いでしょうから、それ以外で上にも挙がっていない二次でも残っていそうな馬を何頭かご紹介します。

一発のある大物候補にデゴッドドーターの08。
マイル以下に限られても良いのならピノシェットの08。
中距離前後で馬体の良さならアモリストの08。

今回はこの3頭を挙げておきます^^




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2009年度 見学ツアー記 Part6
2009年09月18日 (金) | 編集 |
二日間続いた見学ツアーもいよいよラスト。
最後はノーザンファーム空港にやってきました。
ここでは目的の一頭であるプンティラの08をはじめ、グリーティングスの08、スカーレットローズの08などに人が多く集まっていました。
当然ながら、スタッフさんとはじっくり話ができる方が好都合なので、敢えて人が集まっていないところから、情報収集を始めることにしました。

最初に見たのはソルティレージュの08。元出資馬のストゥレガーレの半妹ですね。
見た感じ兄とはそんなに似ていないような…。
彼女の性格は落ち着きが早く、普段も大人しい馬だそうです。
ストゥレガーレを持っていたことを話し、二頭を比較してもらおうとしたものの、最近ノーザンに来た方らしく、ストゥレの事はよく知らないとのお返事が。
となると、後はもう自分で判断するしかないので馬体に目を移しましたが、これもまたつかみ所がない馬でしたね。
牝馬ながらストゥレよりはだいぶ大きかったですが。
ま、ストゥレの妹+シンクリとなれば馬体がいくら良かろうと鵜呑みにはできません。
もちろん応援はしますが、出資する勇気までは沸いてきませんでしたね。

次に見たのはダート女王を母に持つファストフレンドの08。
これはやはり高い評価を集めていましたよ。
「やればやるほど実になりそう」「乗って2~3週間だがどんどん変わってくる」「素質は相当ですよ」と、聞いてもないのにスタッフさん自ら興奮気味に語ってくれました。相当自信があるみたいですね。
前向きで素直との事ですが、距離適性は『どれだけ前向きか』によるな…、と思いましたね。
馬体からは、やはりダートの中距離がベストだと見ましたが、どうなるでしょうか。
個人的には、脛や飛節をはじめとしたトモ全体にもう少し力強さが欲しいと感じましたが、なにせ僕は人一倍のケツフェチですからね。
普通の人はそこまで気にならないレベルでも高く求めてしまう所がありますので、実際の所はそんなに心配しなくても良いかもしれませんね。

その後もルカダンスの08、エンシェントヒルの08と牝馬を続々と見ていきます。

ルカダンスの08は左右対照の柔らかい繋ぎをしていました。
全体のバランスも良いですし、結構丈夫そうでしたよ。
僕が思っていたより安定感がありました。
体、脚、馬体の総合バランスから見てマイルがベストでしょうか。
これも良い馬には違いありませんが、アイアンルックが活躍したせいか、少し割高な感じですね。

エンシェントヒルの08はクラブと縁のある血統ですね。おそらく相当な人気を集めるのでしょう。
今のところは芝・ダート兼用の造りをしていると思いましたが、どちらかと言うと芝の方が向いている気がしました。パワーというよりは、素軽さを感じさせる歩きをしていましたからね。
距離は1400~マイルくらいが合っているような印象です。
そんなに大きくはならなそうですが、カイ食いは良いとの事でしたよ。

他にはスカーレットローズ08も見ました。
確認すればわかりますが、DVD撮影の時、この馬は後脚に蹄鉄をつけていました。
もう蹄鉄はつけていませんでしたが、ツメはやはり丈夫とは言えなそうですね。もしかすると治りたての状態だったのかもしれませんが、見た目にもあまり綺麗じゃなかったですからね。
スタッフさんは「背中が柔らかく、物覚えも良い」と言っていましたし、確かに身体も大きく使えていて魅力のある馬ではあるのですが…。
それに、これだけ人気だと僕は行く気がしませんねぇ。
ちなみに体重は、今425キロくらいだそうです。
最終的にはこの血統なりのサイズになるのではないでしょうか。

そして牝馬のトリはやはりこの馬。プンティラの08です。
少し歩かせてもらった後、いくつか質問をしてみました。
「ディープらしくないタイプの子供ですよね。これはどう出ると思われます?」→「う~ん、まだなんともわかりませんね」
では質問の内容を少し変えてみましょう。
「日本の馬場に合いそうですか?」→「走ってみないと…よくわかりません」
うむむ…、ではこれはどうだ?
「ディープの子はステイヤー体型が多いと思うのですが、父の子らしくないこの馬はマイルをこなせそうですか?」→「これからの成長で変わりそうです。ガチムチになれば短距離寄りでしょうが、今はまだ何とも……わかりませんね」

わからない、わからないって……


武豊かアンタは!!


と、ツッコミを入れたくなる衝動に駆られましたが、ここは我慢です。
なぜなら、武豊が使うものとは違って、このスタッフの言う「わからない」は『本当にわからない』事なのだと思います。
と言っても、それは決してこの方の知識が不足しているという意味ではなく、スタッフの誰もがプンティラ08の性質を掴みかねている、という事。プンティラの08自身がとにかくスタッフ泣かせの馬なのです。
馬場の適性や彼女自身の特徴、それらがどう傾くかはしばらく時間が経たないことには、間近で見ている人達ですら予測がつかないみたいですね。
解ってはいましたが、これは相当ギャンブル性が高い馬ですよ。

馬体の特徴としては、ディープの子供なだけあってツメは薄め。良馬場の方が良いでしょうね。
歩様に関してはDVD同様、前後に多少の遊びが感じられましたが、ブレの幅は確実に少なくなっていましたので、最終的には問題なくなるでしょう。
特にこれといったクセもないそうです。
強いて言えば頑固な性格と言うことでしたが、それも本当に強いて言えばの程度だそうです。
ケツは相変わらず良かったですね。もう少しだけ長さと幅があれば、僕も確実に出資していたかもしれません。


では、今度は牡馬の方を見ていきますよ。
プンティラに時間を取られてしまったので、ここからは駆け足ペースになります。

最初に見たのはピノシェットの08。栗毛の馬体が綺麗でした。
はちきれんばかりに発達している胸を見て一層スプリンターだと感じました。腕もふっといです。
構造がしっかりしているので「これは丈夫そうですね」と声をかけると「今のところは丈夫ですが、坂路でどう出るかですね。ソエとかは出るかもしれません」と返ってきました。
さらに「芝かダートかはまだわからないが、すごく柔らかみを感じるので、多分芝もこなせると思う」と一つ付け加えて言いました。
機敏に反応する所があるそうなので、やはり性格的にもスプリント戦が合いそうな感じの馬ですね。

次に見たのはインディパレード08ですが、こちらは一目でわかる腰高で、だいぶ成長の余地を残しているな、と思いましたね。
距離は1800くらいで、パワーがあるとの事でしたので「やはりダートでいきたいのですか?」と聞くと「多分そうなるでしょうね」との声が返ってきました。
この馬も意外と人気しているみたいですね。

さらにはデゴッドドーターの08。ただ一頭のマンカフェ産駒ですね。
少し離れた所で牧場スタッフの方と一緒に見ていたのですが、これは穴としてオススメしたい一頭ですよ。
各パーツがしっかりしていて「DVDで見たより全然良いですねぇ」と僕が言うと「今日勝った姉よりも現時点では上ですよ」と笑って返してくれました。
膝下が短めで丈夫そうですね。それに、いかにも切れそうなトモの形をしています。
牝系からマイルくらいがベストだろうとの話でしたが、僕は馬体からは2000まで持つように感じましたけどね……ってことはこれも気性次第でしょうか。
この馬も完成度が低いと感じたので、調教での変わり身が楽しみですね。

あとはトキオリアリティーの08。
この馬もディープ産駒らしくない元々の馬体の良さが目立つタイプですね。
パーツが非常にしっかりしています。故障の心配も少なそうですね。
良い馬である事は一目瞭然ですが、高いので僕には手が出せませんね。

同じくクラッシーシャーロットの08も、高くて手は出しづらいけど、デキは間違いなく良い、と断言できる馬。
首が短く、胴もどちらかと言うと詰まり気味。肩はそんなに立ってはいませんが、距離もマイル~2000までがベストでしょう。
クラシック向きとは言えませんが、それでも決して割高とは思いません。各パーツはそれぞれ相当高いレベルのものを持っていると思います。
骨格がしっかりしていて、飛節も力強そうです。お尻にもなかなか見所がありますし、これは僕の好みにも合いますね^^
背中が少しへこんでいるのもマイル辺りに適性を感じさせますが、決して背タレという訳ではなく、胴回りには張りがあってなかなか強そうでしたよ。
イメージとしてはフィフスペトルと去年のカドデュソレイユを合わせたような感じですかね。
成績の方もフィフスペトルくらい頑張ってもらえると有り難いですが、それだけの成功を期待するに十分値する馬だと思います。
財力のあるタキオン好きの方なら、当然候補に入れてくる馬でしょうね。

最後に、集合の合図がかかってから少しだけ見れたのがグリーティングスの08ですが、数字が示すように大きい。
ネオユニにしては珍しいサイズですね。
繋ぎの長いネオユニ産駒ですから、大型馬の活躍が少ないのは至極当然の話だと思います。あんまり馬鹿デカくなるようだと少し心配です。
膝が『くの字』に曲がって見えましたが、これは「彎膝(わんしつ)」というもので、弓脚ほど危険なものではありません。それほど気にしなくても大丈夫でしょう。
どちらにせよこの大きさですから、不安がない訳じゃないのですけどね。
僕個人としては今年のネオユニ産の三頭の中では、この馬に一番期待しています。
これもカタログが届いた最初の時点では出資候補だった馬ですから、個人的に今後も注目していこうと思っています。


ハイ、という事で今年もキャロットクラブ募集馬見学ツアー記を長々と書かせて頂きました。
最後まで読んで下さった皆様、ありがとうございました!

これより、僕の方も各馬の最終チェックに入らせて頂きます!…と言っても、これから用紙に書く馬もその順番も頭ん中では殆ど決まってるんですけどね^^
とりあえず二頭は確定。あと一頭、例の高い馬を入れるかどうかを考え中って所です。今の所は50:50ですね。

近所の郵便局は祝日でもやっているので、もう少しだけ様子見ができます。明日の中間発表と、他のツアーに行った方々のサイトを覗いたりしてから、最終的な決断をしようと思います。

ま、確定している二頭がどの馬を指して言っているのか、当サイト常連の方ならもう既にお解りですよね^^
ここまでなんだかんだ言ってきましたけども、結局初志を貫くような形で落ち着きました。

後は、無事に抽選突破することを祈るのみです!




2009年度 見学ツアー記 Part5
2009年09月17日 (木) | 編集 |
二日目はノーザンファームYearling空港からスタート。
バスがまたまた遅刻してくれましたが、もう想定の範囲内ですね苦笑。
この日の天候は小雨、芝は稍重といった所でしょうか。
レインコートが支給されましたが、これを装備してると怖がる馬もいるので僕は着ませんでした。
逃げられたり、暴れたりされても困りますからね。

トップバッターを務めるのは募集馬中唯一の芦毛・ラフィントレイルの08。
名簿が配られた時には出資候補だった馬です。
青い目をしてたのが印象的でした(ソウマ様程じゃありませんが)。
レインコート集団のせいか少しチャカチャカしていました。かなりうるさかったですね。
ツメは白いけど問題なし。繋ぎの硬さは普通。身体は柔らかいというより軽いという印象でした。
欲を言えば飛節にもっと力強さが欲しいですが、全体のバランスとしてはまずまずでしょうか。
この馬も完成度が低いので、様子見できるようならありがたい一頭ですね。
「440~450で競馬をする事になるだろう」との事でしたので、今後の成長に期待ですね。

次はヘッドミストレスの08。この馬もうるさかったです。
この馬に限ったことではないですが、やはり雨、風、傘、カッパなどに反応しているのだと思いました。
ここの馬達は天気が良い日にもう一度見たいものですね。
馬体はジャパンではなく、エリシオが出ているとの事。
個人的にはスケアヘッドライン08の方が好みでしたが、競走馬としてはどうでしょうかね。

さらに、ビワプランサーの08。この子は割と落ち着いていました。
スパラートの下ですが、臆病なところはなさそうでしたし、スタッフの方も「問題ない」と言ってました。
胴に伸びがあるので、上の二頭よりは長いところが合いそうですね。
ネオですから当然ですね。トモもこれから厚みを増してくると思います。

落ち着きがあったのはケイティーズファースト08にも言える事でした。
こちらは大変頭の良い子で、学習能力がとても高いのだとか。
「今も見慣れない光景が広がっていますが、自分に害がないとわかるとすぐに落ち着きましたからね。レインコートに囲まれても、見ての通り動じないでしょう?」
と、まさにその時の事を例に出して、丁寧に説明してくれました。う~む、ナルホド…。
ディープ産駒らしくやはり小さいのですが、まだ腰高でこれから伸びてくる事が容易に推測できる馬ですね。

次は目玉の一頭シーザリオの08。
カタログ等を見ての通り、やっぱり繋ぎが立ち気味で、少し脚に不安が残る馬ですね。
しょっちゅう自分から立ち位置を変えるのも気になりました。
その後歩かせてもらいましたが、繋ぎの柔らかさは至って普通。
「一番の長所は?」と聞くと「乗ったスタッフが言うには乗り味が柔らかいとの事です」との答えでした。
ちなみに、僕は顔が好みですね。結構な美少女だと思いますよ。

タンザナイト08はここに来て人気を伸ばしてきましたね。
ツアーでも人が集まっていたので、その人達が票を入れたのかもしれませんね。
DVDでのひ弱さは感じませんでしたが、この馬もやっぱり中距離以上でしょうね。
シンクリらしく丈夫そうではありますが、牝馬で中距離以上限定となると、やはり少なからず抵抗がありますね。
当初は候補にも入っていましたが、僕には似たようなタイプでアルメーリヒがいるので、もう十分でしょうか。

ちなみにここではノーザンファームYearlingでありながら、早来ファームの方ともお話する機会がありました。
その人、Hさんは早来ファームの育成主任の方だったのですが、さすがに知識豊富な方でした。
なので、第一希望候補のマイベストスター08についても忌憚のない意見を聞かせてもらったのですが「短いところ限定だと思いますが、相当な手応えがあります。トモの力がすごいのです。体質も今のところは何も問題がなく、弱い所が一つも見られません」と、褒め言葉のオンパレードでした。
この方が言うには成長しても大柄にはならないとの事でしたので、バランスを気にしていた僕にとってはありがたい情報でした。
初日の引き手の方は「2000までは…」と仰ってましたが、多少はサービストークも込みだったのかもしれませんね。

さらに出資しているディーバの08、ブレイクランアウトの話でも盛り上がりましたが、ディーバの方は「大きくてもこの馬に限ってはそれは決してマイナスではない。サンカルロよりも断然上の評価ですから、期待していて下さい!」と嬉しくなるようなコメントが飛び出しました。
ティア厩舎の超大物候補、ますます期待が高まってきましたよ~^^

思えば、僕のドラ1は毎年早来ファームの馬なんですよね。
ブレイク→ヴァルガリス→ディーバ08→マイベストスターの08。
どうやら早来とは縁があるみたいですね。
ここは馬だけでなく、スタッフの質も素晴らしいと感じているので、自分としても凄く嬉しいです。
Hさんに今後とも宜しくお願いします。と頭を下げて、再び見学を再開しました。

その後はピューリティーの08、ゴレラの08と見ました。

ピューリティーの08は二の腕が太く、力を感じるのですが、逆にそれに頼りすぎないかが心配ですね。
トモがそれほど大きくないので、尚のこと心配してしまうのかもしれませんが。
現状で430キロ程度との事でしたが、見た感じから450キロにはなると思います。

お次はゴレラの08。世界的良血馬ですね。
血統が示す通り、芝・ダート兼用だと思います。
性格は普段は大人しいとのこと。普段は…と言うか、この日も十分大人しかったと思いますけどね。
腱は丈夫そうですが、繋ぎはあまり柔らかくありませんでした。寝ている訳でもありません。
なので、僕的にはダートの方が安心な気もしますが、引き手の方は「どっちかと言うと芝だと思う」と言ってましたね。
これだけの馬ですから、トータルで見た馬体は当然良かったですけどね。

最後はレディブロンドの08。
中間発表では依然一位をキープしている人気馬ですね。
まずはスタッフのコメントをまとめてみます。
・牝馬にありがちなカリカリする面がなく、そういった面で体重が減ることはないと思う
・この血統だが、順調なら早いうちからいけると思う
・距離適性は中距離の芝
・血統の割には大人しめで、メリハリのある感じ
・ラドラーダ同様、ポテンシャルは高そう
大まかに分けて、大体こんな感じの内容でした。まぁ、言ってる事も僕のイメージと大体合っています。
しかし、この馬はやはり脚が心配です。弓脚であることがハッキリと確認できましたからね。
右前はそれ程でもありませんが、左は間違いなく弓脚です。
パーツ的には飛節がしっかりしており、繋ぎにもまずまず柔軟性があるのが見てわかるのですが、僕の方針とはやっぱり合いませんね。無事是名馬です。
ケツに関して言えば、大きさも形も申し分ありません。良質なものだと思いますよ。
胴回りもスッキリしていて、無駄肉が付かないタイプなのだと感じました。内臓面もしっかりしていそうですね。
見方を変えれば、脚元にさえ目を伏せれば、この人気も納得のデキだと言えるでしょう。
皆さんはどっちを優先させますか?

レディブロンドの08を見終わった所で、丁度集合の声がかかりました。
見れたのは16頭中9頭。
ブレイクやディーバの話で盛り上がり過ぎちゃいましたからね^^;

次のノーザンファーム空港がいよいよ最後の展示場となります。
ここもお目当ての馬が多くて、大変でしたよ。

なんとか今日中には全部上げられるよう、頑張ってみます。
(Part6に続く)




2009年度 見学ツアー記 Part4
2009年09月16日 (水) | 編集 |
思いの外早く完成したので、続けてPart4をUPしちゃいます。

一日目の最後はノーザンファーム早来にやってきました。
ここでは牝馬八頭が展示されていました。
到着したのが15時30分。終了が16時00分。
という事は、全頭見るとなると一頭あたり三分程度しか時間を掛けられない計算になります。
これは一分一秒も無駄にはできません。

にもかかわらず!ここの管理人は愛馬のレースに夢中のご様子。
募集馬の見学をそっちのけにして、電波の良いところにポツンと一人移動して、かじりつくようにワンセグを眺めています。
朝日CCの結果は皆さんもご存知の通り。
悔しさと安堵が入り交じったような脱力感に包まれた所で、見学を開始します。
さあ、残り20分だッ!!

最初に見たのはグッドゲームの08。
やはり人気ですね。人だかりが絶えずできていました。
構ってもらいたがりの性格らしく、人に囲まれてもまるで動じませんでしたね。
集中力を確かめるために、彼女の周りをうろちょろ歩き回ってみたり、上の方に冊子をかざしたりしてみましたが、全く相手にもされませんでした。
ある意味なんだか凹みそうになりましたが、これはたいしたものですね。
気性も馬体もオークス向きでしょう。
身体のパーツこそ目立つものはありませんが、動きには軽さとバネを感じさせるものがありました。
プンティラ08とは正反対の魅力を持つディープインパクト産駒でしたね。

オークス向きと言えば、ネオンデライトの08も同様でしょう。
スタッフの方が言うには「まだまだ子供だけど、凄く頭が良い馬。適性は芝の中距離で、短い所ではないでしょうね」との事でした。
まぁ、ディープの子は前にも書いたようにステイヤー体型の馬が多いですからね。この辺はだいたい想像通りです。
ツメは丈夫そうでした。

続くアドマイヤサンデー08もやはり凄い事になってました。
こんなに高くても相変わらず大人気なのですね。
ヴェラブランカとは違って完全芝向きの造り。ダートではちょっと厳しいでしょうね。
やはりこちらはトールポピー似ですね。全姉妹なので当然って言えば当然ですが。
背タレも同時期の姉と比べれば全然マシだと思います。この血統は成長に連れてちゃんとバランスが良くなりますからね。気にしなくても良いでしょう。
ただ、個人的にはやはりトールポピーの方が馬体でも上と見ていますし、この値段ではとても手が出せません。
それでも人気を吸ってくれるだけありがたい存在ですね。
この馬の評価は以前書いた通りです。


後はあんまり時間を取る事ができなかったので、簡易メモだけとさせて下さい。
皆さんも自分の愛馬が出る時にはツアーなんて行かない方が身の為ですぞ!

マンハッタンの08
パワーより瞬発型。身体はスペ産駒らしく薄め。
脚元の造りはダート向きだが、どうにもつかみ所が難しい。

ガバーナの08
「ダートでしょうね」との事。
脚に不安のある馬ですが、胸が広いのは好感が持てた。

フレンチバレリーナの08
繋ぎもそうだが、全体的に柔らかい。あまりフレンチらしくない。
現状トモが寂しく感じるも、半兄スーブルソーもここから変わっていきましたからね。
トモはあまり気にしなくて良いのかも。

キャリアコレクションの08
スタッフ「お買い得ですよ。ダートなら一つか二つは勝てるでしょう」
僕もそう思います。良いパーツを持っている馬ですね。
ですが、脚が保てば。という条件を一つ付け加えさせてもらいます。

ササファイヤーの08
繋ぎが少し立ち気味ですね。特に右前。
しかし、柔軟性はなんとか保っています。
ケツも良いものがありますね。リスクを承知で一口行くのもアリでしょう。


次回からは二日目に突入します。
ノーザンファームYearling空港の16頭とノーザンファーム空港の19頭を紹介していきます。
あと二、三回で全部まとめられると思いますので、最後までこのままお付合い下さいね。

ではまた明日!




2009年度 見学ツアー記 Part3
2009年09月16日 (水) | 編集 |
前回は特定の馬にスペースを取りすぎてしまったので、今回も引き続きノーザンファームYearling遠浅の馬を紹介です。

この後もディープインパクトの子供が続きます。
まずはタニノミラージュ08。ハルーワソング08と同様に放牧地での動きが良く、高い評価を得ているみたいですね。
この馬も父らしい感じのタイプと言えます。
ただ、個人的にはジワジワと成長してくるタイプに見えましたが。

その次に見たのはドゥルセデレーチェ08。
トモの幅は並でしたが、トモの奥行きがあるタイプですね。キレがありそうな形をしてました。
歩いている所も見ましたが、首の使い方が上手でした。
スタッフの方が言うには「多分芝向きだろう」との事です。
見た目は母父フレンチが出ている印象でしたがあまり硬さは感じませんでしたし、瞬発力もありそうなので、言われてみると確かに『なるほど。芝かな…』って気になりました。

続いてナナメに移動し、カタリストの08を見ました。これもハーツ産駒ですね。
スッと伸びた前脚、肩に付いたしなやかな筋肉。全体的にトモが少し薄めですが、血統が示す通り、長い距離に適性があるのでしょう。現状はこれでも良いと思います。
柔らかみもあるし、ストライドも大きそう。早めに一勝さえできれば、中長距離路線で稼いでくれるでしょうね。
黒光りする馬体が良く見えるでしょうし、今後も人気を伸ばしていくと思いますね。

しかし、僕の目は誤魔化せませんよ笑。
この馬が後脚に蹄鉄をしている事。これを見落としたりなどしません。
ここでちょっと意地悪な質問をしてみます。
「冷静に考えて、これから売ろうって馬に蹄鉄をはかせるメリットなんてありませんよね?」
返事はすぐに返ってきました。
「運動のし過ぎでツメが減りやすいのです」
さあ、これをどう取るか?

これが前脚だったら無条件に切っていたでしょう。でも後脚の場合は本当に運動のし過ぎであるケースも多い。
しかしこの繁殖ですし、同父のスカーレットローズもDVDでは後脚に蹄鉄をつけていたことから血統的・体質的にそうである。というケースもこの時頭によぎりました。
ハーツ産駒には特に多いのですが、歩くとき後脚のブレが気になるのです。
実際ハーツもガニ股でしたよね?
それらから察するに、運動量が多いのは事実としても、減りやすいのは関節の造りとも関係しているのではないだろうか?
というのが、僕個人の見解な訳です。

また長くなっちゃいましたね^^;
どちらにせよ断定はできません。
ただ、僕的には懸念材料の少ないミスティーミス08の方が行きやすいかなぁ、とは思っています。

次は64番のコニャックレディ08にいきます。
僕が挨拶をしてから「大きいですね~」と言うと「今のところすごく丈夫で、乗り出しも早いと思いますよ」
早来のサンストーン08と似たようなコメントが返ってきました。
その根拠を聞くと「夜間放牧でも休むことがなかったので、体力がある。大型でも身体は引き締まってますし、脂肪が付きやすいタイプでもない」という事でした。
サンストーン08と比較すると、僕は馬体もこっちの方が好みでしたね。
柔らかみもあり、芝でもやれそうな程だと思ったので「芝を走らせる予定はあるんですか?」と聞くと「それは調教師が判断し、芝で良いと思えばそうするのではないでしょうか」と言うことでしたが、本質はやはりダート向きの馬体で適度に角度のある繋ぎですから「僕としてはダートに専念して欲しいんですけどねぇ~」と返してみました。
それには「見た感じは確かにそうですし、血統を考えても個人的には私もダートが良いと思います笑」と答えてくれました。
それが解ってらっしゃるのなら、どうやら問題なさそうですね。

長くなりそうな馬は後回しにして、ここからは簡易的にサクサクいきますよ。

22番のヴィートマルシェ08。
引き手さん曰く「走ってみなければわからないが、割と柔らかいので芝がダメという事はないはず」との事。
話をした印象で、正直で裏がなさそうな方だったので、調子に乗って値段の事も聞いてみます。
Q、この実績の初仔にしては高額ですが、トライアンフマーチの活躍と関係があるのですか?
「デキが良いのもありますが、それも少しはあります笑」
見込み通り、正直な方でしたね^^
どうもありがとうございました。

では次行きましょう。アモリストの08。
時間配分上、殆ど見れませんでしたが、この馬はいかにもネオユニらしい馬でしたね。
ただ、少し落ち着きがなかったかな。
初めて人に囲まれて驚いたのかもしれませんが、これからツアーに行かれる方はその点もチェックして来られると良いでしょう。

23番サワズソングの08。この馬の上は以前東サラで募集されていたと思います。今年はキャロなのですね。
この馬もミスティーミス08と同様、ゼン○エルシ○状態でした。
ミスティーミス08とは丁度隣り合わせだったのですが、揃いも揃ってナニを披露してるんでしょうね笑?ミスティーミス君はいい加減に収めて下さい^^;(結局最後までその状態でした)
馬体は二つ上と同じく、良く見せていましたよ。きっと、そういう繁殖なのでしょう。
脚の造りが頑丈そうなのが一番の長所ですかね。栃栗毛というのもレアですね。

ナビエストークスの弟タイキジュリエット08は立ち姿が若干前傾姿勢でした。前に重心があるのですから、スタートは良さそうかな。
体型・血統から中距離がベストでしょう。これは解りやすかったですね。
脚元が左右対称で同じ形をしていたのは好印象です。

アブラハムダービーの半弟カメリアローズの08。
前にも書いた通り、ホワイトマズルの血が出ていますね。パワーがすごく、抑えるのが大変だそうです。
確かにどっしりしていて、見るからに力強そうでしたね。…ってことはやっぱりダートでもやれるかも?
トモはアブラハムの方が好きでしたが、こちらの方が脚元は丈夫そうで、身体もそんなに大きくはならないと思います。
担当の方も「いっても500位だと思います」との事。
大目に見ても520キロくらいですかね。タキオンの牡馬ならそれくらいでも良いでしょう。

続いてはシンクリ産の関東馬ビューティフルジェムの08。サンディエゴシチーが近親にいる血統ですね。
ダート・芝どちらでもいけそうですね。中距離の芝が一番合いそうでしょうか。
この馬も比較的丈夫そうな造りで、蹄はコンパクトな形をしていました。

ただ馬体とは別に、このビューティフルジェムの08には他の馬にはない独特の雰囲気を感じましたね。
それをよく使われる『オーラ』という大層な表現をするのが適切かどうかなんて解りませんし、僕自身そんなものを感じ取れるような人間ではありませんが、この馬は他馬と一線を越えた所にいるような強い存在感を感じました。
僕はこのサイトで馬を診断する時に、よく『トモが良い』とか『筋肉の質が良い』といった、これまでに得た自分の知識や好みに合った具体的な言葉を使って、各馬を評価する事が多かったと思います。
でもそれらはカタログやDVDを見れば、解る人には大体みんな解るような事を書いてきたつもりです。
ですが、そのような言葉・理屈ではとてもその馬の持つ良さを表現する事のできない馬が稀にいるのですよね。

そもそも何故、我々は高いお金をかけてわざわざ北海道まで足を運ぶのでしょうか?
それは言わずもがな、少しでも有益な情報を得る為、手元の資料では気が付かないような各馬の一面を間近で確認する為です。
僕はまさに今回のようなシチュエーションを求めて、毎年欠かさずツアーに参加するよう心掛けているのです。
もしかしたら、この馬が今回のツアーで一番の収穫だったかもしれません。

とまぁ、こんな風に書くと、さもとてつもない大物を見つけたかのように聞こえるかもしれませんが、多分出資する事はないと思います笑。
人気にもならないでしょうね。
実際は条件を問わず、コツコツと稼いでくれるようなタイプではないでしょうか?
少なくとも一勝もできないような馬には見えませんし、そんなの考えたくもありませんがね。
この値段もサンディエゴシチーが出てくる前に付けられたものですから、牧場の期待も結構大きいのではないでしょうか。
トモがしっかりしてくれば更に楽しみなのですが、形そのものは良かったですから今後大きくなる素養はあると思います。

そしてトリを務めるのはラフィカの08です。あくびをして少し眠たそうにしていました。
こういうカワイイ表情を見ると愛着が湧きそうになりますが、今回見るべきポイントはそこじゃないのです。
あまり心を動かされないように、と気を張りながら、馬体の方へと目を移動させます。
印象としてはやはり、母方の影響が出ているようですね。ジャンポケらしくありません。
敢えていうなら、去年のマージービートに似ていると思いましたね。馬場や距離の適性も近いところにありそうですよ。
マージーより優れていそうな点は、頑丈さと今後の成長度。成長度の方は優れている、っていうより完成度がまだまだ低いって意味ですけどね。
体重も「40キロくらいは増えるんじゃないか?」との事です。

ある程度コミュニケーションを取った所で、気になる気性について、尋ねてみることにします。
「近親にタキシードやジーンズ。お姉ちゃんがエアパスカルだとやはりこの馬も気性の面が不安です」
それを聞いたスタッフさんは一瞬わずかに驚いたような顔をした後「ピリッとしてる時もありますが、基本は大人しい馬です」と言いました。
うん、確かに今も、のほほ~んって顔してるね(かわええなぁ、チクショー)。

スタッフさんが一瞬驚いて見えたのは僕には『言われてみれば確かにそうかも…!』といった反応にも見えたのですが、もしそうだとしたら『本当に普段は大人しい。言われるまでは気づかないレベル』という事かもしれませんね。
でも僕が気性面を気にしているのはパスカルの下だからではなく、むしろタキシード&ジーンズ兄弟が近親にいる事の方なんですよ。ジャングル産駒ですし、気性が激しい分には全く構わんのです。
それより『真面目に走ってくれるかどうか?』が何より心配なのです。
今のところは「人に従順で不真面目な所はない」という事ですが、こればっかりはこれから成長して走って見ないことにはわからないですよねぇ…。
他にも「社長の息子が高く評価してる」なんて情報も入りましたが、これは果たしてどうなんでしょうかね^□^?

次回は一日目のラスト。
ノーザンファーム早来(牝馬)の見学です。
人気のあの馬もここで登場しますよ!



2009年度 見学ツアー記 Part2
2009年09月16日 (水) | 編集 |
今度は予定通りの時間にノーザンファームYearling遠浅へ到着です。
一時間かけて27頭を見ることになります。
まー実際僕が見れたのは15頭くらいですけども。
バスを降りたところで何か忘れてるようなモヤモヤ感の正体に気が付きました。




ハッΣ( ̄□ ̄;)


ガッドグッドバイの08を見忘れたーーッッli○l ̄L



……まぁね、どちらにせよ今年地方馬に出資することはなかったのでしょうけど、馬体だけなら今年の募集馬の中でも指折りの存在だったんですよ。
だから、ちゃんとこの目で見ておきたかったんです。
それをうっかり忘れてしまうとは…。
寝不足に加え、ブレイクの事で頭がおかしくなっていたのかもしれません。
やはり、ツアーには平日来た方が良いみたいですねぇ…(=皿=;)

…なんとか気を取り戻し、見学続行です。

ここではやはり、ファインセラ08とミスティーミス08から書いていきます。

まずはファインセラ。
「随分高く設定しましたね」と僕から話しかけると「血統の魅力でさらに良さが出てくるであろう事の期待、将来性を込みでのものです」と引き手のお兄さん。
こう聞くと聞こえが良いですが、後にポトリの担当さんからぶっちゃけた話を聞くことになります。
その答えには色々とツッコミを入れたくなったのですが、周回する動きを見て、やっぱりデキ自体は素晴らしい馬だな、と思いました。
引き手の方は460くらいにはなると言ってましたが、話半分に聞いていた方がよさそうですね。
この一族ですから小柄は気にしてませんし、まだ背も伸びて増えてきそうな印象ですが、バランスと踏み込みの良さ、筋肉の付き方などはやはり目につきました。
でも、これらの特徴や動きが抜群に良く見えた事はDVDの段階でも同じ。
なので、特別大きな発見はなかったですね。
競馬新聞風に言えば『良い意味で平行線。高い次元でキープしている』といったところでしょうか。
他の信頼をおけそうなスタッフさんが胸囲は気にする程じゃないと思います。と言ってくれましたし(サービストークか?)、見た目にもあまり気にはなりませんでした。
長所に賭けるのもアリだと思いますし、まだもう少し考えたいです。
やはり数字よりも自分の見た印象を大事にするべきですし、今の時点で即切りする事は絶対できません。

ミスティーミス08の方も良かったです。
良かったけど、アソコをピル○ド○キーの如くブランブランと振り回してました^^;
僕が近くにいくと、スタッフさんの方から「こんにちは!」と明るく声を掛けてくれました。
僕も挨拶をして、それから早速質問攻めです笑。
距離適性から聞いてみましたが、その返答はマイル~中距離。これは僕とほぼ同じ見解でした。ダブルレインボーとタイプが近いということなので、母方が強く出ているのかもしれませんね。
全体を見て、骨太で丈夫そうな造り。それでいてカタログの印象以上に筋肉質だなぁ、と思いました。
なので「柔らかいですか?」と浮かんだ疑問を率直にぶつけてみましたが、答えは意外にも「すごく柔らかくてバネがあります!」というものでした。
まぁ、硬くないのはDVDでも推測できましたが、こんなに自信満々とした声が返ってくるとは思ってませんでしたね。
だとすると、サンデー系の血が上手に合わさってるのでしょう。見た目以上に融通が効くタイプかもしれませんね。
性格は普段は大人しい、とのことです。
映像ではしっぽの位置が低く見えたのでお尻の筋肉が弱いのでは?と思ってましたが、実際には人の髪型と同じ、個体差程度のものでした。
後脚にブレが見られましたが、ハーツ産駒としては納得の範囲ですし、もともと遅生まれですからね。
そんなに気にすることはないでしょう。
ファインセラと比べると、こっちは収穫が大きかったですね。
ま、自分の欲しい馬ですから多少都合の良い解釈はあるかもしれませんがね笑。

その後は安く感じる高額馬ポトリザリスの08を見ました。
今までのポトリっ仔と比べても動きは柔らかく、肩関節の使い方が良い意味で気になりました。
見た目には丈夫そうでしたね。
性格は少しキツめで、自分でも『オレはエライのだ』と思っているそうです。
人間が大事にしている事もあり、その辺を察知しているのだろうとの事です。
だとしたら、相当賢い馬なんじゃないでしょうかね。

例の値段については「先週、社台・サンデーの会員さんにも何度も言われました」と苦笑しながら答えてました。加えて「今年はディープは5000万均一にしたのですよ」と。
この馬には当然ながら次々と人がたくさん集まってきて、みんな口々に「安いよね~」「アヤシイなぁ」「安くする理由がないもんねぇ~」なんて言葉が飛び交ってましたね笑。
で、ここでも何度か書いてきましたが、全体を安くしたと言う割にはファインセラ08の方はずいぶん高いじゃないか、と僕が聞くと「ファインセラは流行りの血統だから、ですね笑」という事のようで…(-□-;)

値段には馬体や血統だけでなく、人気や厩舎、スタッフの評価なども加味して決めるという話もこの時聞いたのですが、だったら尚のこと僕には『ポトリのデキが悪いです』と言ってるように聞こえちゃうんですよね。
関東×久保田×キンカメの小柄なファインセラ08(ビワハイジじゃありませんよ)と関西×角居×ディープのクラブ随一の人気血統馬ポトリザリス08。
本来ならどっちが高くなると思いますか?
そもそもポトリの直仔とドゥルセの子供を同じ値段に設定すること自体、どう考えてもおかしいですよね。
それならヴィートマルシェ08だって5000万円くらい付いちゃう事になりますよ。
デキの良いハルーワソング08は種が変わって予想通り値上げしてきたのに、ポトリだけ今更安くするなんて、これではいくら良い馬ですと人に勧められても理屈が通りません。疑われるのは当然です。
ま、今日の時点でも早々と300口を超えてきましたし、どのみち僕には無縁の話ですけどね。
この馬のことは毎回愚痴っぽく書いちゃってますが、さっきも書いたように『見た感じには良い馬』だと思いましたよ。
馬個体で見れば価格は妥当か、ちょっと高い位じゃないですかね。

ちなみに、ディープ産駒らしい良さが見れたのは、ここではハルーワソング08が一番でした。
とにかく、肩の出が良いんですよね。
ドゥルセデレーチェ08にも言えますが、一完歩毎の瞬発力がありそうです。
放牧地での動きもバツグンで、スタッフの評価がとても高いそうです。

各パーツに特別な印象を感じなくても、繋ぎや身体が柔らかいこと。関節の可動域が広いこと。特に肩の出が良いこと。
これが今回のツアーで感じたディープインパクト産駒らしい産駒の特徴でした。
キャロット社員の方も同様の事を言ってましたよ。

推測するに、ポトリやプンティラ、トキオリアリティーのように馬体に良さが表れているタイプなら、その中でも優れた柔軟性・可動域の広さがハッキリ目に見える馬。
対して、ハルーワソングや後日紹介するグッドゲームのような完全に父寄りの、パーツ毎の良さではなく身体の使い方・連動性に優れているタイプなら、骨格が大きく、今後の筋肉発達が容易に推測できる馬を選べば良いような気がしますが、僕自身の名誉の為には産駒がデビューするまであまり滅多なことは書かない方が良いかもしれませんね笑。
ディープ産駒は正直自信がありません。

次回も引き続き、ノーザンファームYearling遠浅です。
今日の深夜までには続きをUPできると思います。




2009年度 見学ツアー記 Part1
2009年09月15日 (火) | 編集 |

皆様お待たせ致しました。ではでは、去年に引き続き、今年もツアーレポートを書いていきたいと思います。今年も良い情報と発見が沢山ありましたよ。
今日から数日間に分けて順にUPしていくので、興味のある方は是非目を通してみてくださいね。
なるべく締め切りの前、20日前後までには全部UPできるように頑張ってみるつもりですが、間に合わなかったらゴメンなさいm(==)m

とりあえず今日は、早来ファームの分だけ書かせて頂きます。

ここには僕の第一希望候補のマイベストスター08をはじめ、18頭の1歳馬が展示されていました。
今年も全て見るのはまず不可能と判断し、予め○印を付けておいた馬達を重点的に見る事にしました。

最初に見たのはサンストーンの08。マイベストスターではありません笑。
見た感じ大型でも丈夫そうな印象で、スタッフの方にそのまま尋ねてみると「今のところすごく丈夫です。夜間放牧でも休みが殆どありませんでした。その影響もあり、身体がしまっていて他の馬より仕上がっています。大型ですが乗り出しは早そうです」との返事が返ってきました。
丈夫さ故のタフネス。心強いですね。ただ途中でチャカついたり立ち上がってみせるなど、大人しくはなかったです。
取り立てて目立つ馬体の馬ではありませんが、筋肉自体は柔らかくてなかなか良さ気でしたね。
それと、背中が気持ち長く感じたかな。

次に見たのはトウカイステラの08。この馬はパワー感に溢れていました。
カタログよりはマシに見えましたがやはり弓脚。脚が保つかどうかがやはり心配です。
途中でチラッと見たブリアンダ08等と比べると繋ぎが割と柔らかいので、ある程度はカバーできると思いますがね。特に右前はクッションが効いています。

続いてエイコーンリングの08。これはやっぱり良い馬に見えましたね。
DVDでは内向かと思われた前脚も全くそんな事はありませんでした。そう見えたのは立ち方、写り方の問題でしょう。真っすぐ線が通っていて良かったですよ。
ただ、適性はダートにあると思いました。
スタッフの方も「どちらかというとダートでしょうねぇ…」とおっしゃってました。

そしてその次に、ようやくマイベストスターの08をみました。
引き手の方に話かけてみたものの、あまり口数の多い方ではなく、最初はなかなか話を聞き出せませんでしたが、同じ厩舎のディーバ08にも出資している、と僕が言うと少し笑顔になり、話に食いついてきてくれました笑。
「ディーバ08と比較すると?」の問いには、少しだけ間を空けてから「どちらも厩舎で指折りの存在です」との答えが。
少し間があいたのは、やはり本心ではディーバの方が上と見ているからでしょうかね。
でも、この馬の事を非常に高く評価してくれているのも事実だと思いました。
特徴として柔軟性があり、トモにバネを感じるとのこと。さらに全体でもトップクラスに良いツメをしている。とも言っていました。
距離適性は「2000までは保って欲しいですね」。
「2000!?そんなに保ちそうなんですか」と驚いて聞いたら「まぁ、気性次第でしょうかね」ということでした。
う~ん、どうみてもマイル以下だと思うんだけどなぁ…。どうなのでしょうか。
さらに、カイ食いが良いけど「体高もあまり大きくならないと思う。450くらいあればベストでしょう」とも。
個人的にもここから大きくなりすぎると、逆にバランスが崩れるケースが怖いので、そのぐらいの方が良いと思いますね。
僕は460~470くらいになると見ています。

マイベストスター08の一口メモ:春先はトモが寂しかったが、夜間放牧で改善。体型はタキオン+デインヒルでがっちりしている体質も、今のとこは問題なし。他と比べてもかなり順調にきている一頭。
人には従順。気楽に触れる人なつっこい馬です。


次いきます。
対角線上に移動し、マジックガーデン08も少しだけですが見れました。
この馬は値段相応といった印象でしたが、丈夫そうで歩様もしっかりしていましたよ。

その後はプリンセスミラクル08、セトインフィニティ08、ハナランマン08と続きました。

プリンセスミラクル08はDVDで見た通りの好馬体。
コメントも似たような感じになっちゃいますが、コツコツと堅実に稼いでくれそうなタイプですね。
映像よりがっしりとした造りで、意思の強そうな目が印象的でした。
確かスタッフの何名かが、この馬をイチオシの一頭に挙げていましたね。

セトインフィニティ08は見れば見る程に良い馬でした。前にも言いましたが、素晴らしい。
実物を間近で見て、さらに良さが伝わってきました。
ケツの形がより良く見えましたし、身体も繋ぎも柔軟性に富んでいるのが一目でわかります。こういう馬は脚の回転が早いんですよね。
そんなに大きくもないので、脚もなんとか保ちそうな感じ。これは期待して良いと思います。

ハナランマン08も同じく期待できそうな馬でした。構造はやはり良い。骨格が良く、これからケツに厚みが増せば、とても一口三万の馬ではないですね。
手先が軽くて、顔も良いですね。なかなかのイケメンです。
手先は動かし方が少し気になりますが(DVDと同じ)、何せこの値段ですからあまりに求め過ぎるのも酷な話かもしれませんね。

他ではあまり長時間は見れませんでしたが、ラヴァーズナット08。
この馬も、動きが良さそうな歩様と造りをしていたように思います。
これも牧場スタッフのオススメでしたよ。
「安馬の中では…」という条件付きでしたけどね。

後はスケアヘッドライン08と人気になるであろうライラックレーン08を見ました。

ライラックレーン08を見て気になったのは右前脚。
なんと、血が出ているではありませんか!
びっくりしたのでその事から担当のお姉さんに尋ねてみると「自分で擦りむいちゃったんです。この馬らしいと言えばらしいですね。血が出ているから大袈裟に見えますけど、全く問題はないです」との事でした。
落ち着きがなく、叱っても5分もたない性格だそうで笑。
時にスイッチが入ると、カッとキレそうになることが見られるそうで、それが牝馬特有の切れ味にも繋がるだろうとも仰ってましたね。この辺りフィフスぺトルに通じるものがあるとか。
馬体はこれから増えてきそうで、450キロにはなりそうとの事です。
僕個人の印象としては、DVDと比べても動きは断然良く見えたものの、正直まだまだ完成度が低い。
その点はフィフスというより、僕の持っている全兄ヴァルガリス似かもしれませんね。

そして最後に見たのがスケアヘッドライン08。
僕の事前メモには『後ろがしっかりして来れば楽しみ。馬っぷりは良く柔らかい。ジャパンならこっちだが、ジャパンというよりビワハイジ一族が良く出ている』
とありましたが、実際に間近で見れた事で、さらに深い部分に触れることができたと思います。
まず気になったのは脚(球節から下。特に左脚)が外を向いてた事ですが、値段込みで考えれば、この程度は許容範囲内ですかね。歩様が良いし軟らかみもあるので神経質になるほどではないと思います。
首さしは短めで、距離は2000以下が良さそうですね。牝馬ですし、個人的には良いと思います。
気になる体質面についても聞きましたが、今のところは問題ないとの事。
高齢出産についてはアンライの例を引き合いに出してましたが「それってもう決まり文句ですよね」って言ったら笑ってました。
担当の方が言うには、スケアヘッドラインの子にしてはやわらかい。きょうだいがそうであるように、この馬も芝向きで、あと50キロくらいは増えそうとの事です。
とにかく体力が有り余っていて「元気娘ですね」というコメント。
体質面が気になる馬だったので、このような情報を得られたのは嬉しいですね。
確かにきょうだいにはタフな馬が多いので、そこまで気にする必要はないのかもしれません。

最後にもう一度歩かせてもらって、再度スケアヘッドライン08の軟らかさを確認した所で、見学終了のコール。
バスの到着が遅れて予定より5分遅れでの見学になりましたが、終了時間は予定通り。
牧場側がその辺の融通を利かせられないのはわかります。が、こっちだって遊びで来ている訳じゃないのですから、予定時間はちゃんと厳守して欲しいです。正直、こういうのは勘弁願いたいですぞ。
ま、引きずってもしゃあないので、気持ちを切り替える事にしました。

個人的にはやはりマイベストスターの08、スケアヘッドラインの08、セトインフィニティの08。
この三頭が特に良く見えました。

マイベストスター08への期待がさらに高まったところで、ノーザンファームYearling遠浅へと続きます。

あれ?でもなんか大事な事を忘れているような…。

この後、自分の大失態に気付くことになります。




行ってきます!
2009年09月11日 (金) | 編集 |
それでは皆様、今年も高い交通費をかけて見学ツアーに行ってまいります!
今年は申し込みが遅れ日帰りの方には間に合わず、急遽一泊してくることになっちゃいました。
ま、せっかくですから楽しんでこようと思います。
ブレイクの復帰戦もあるので、あまり正気でいられそうにないですが…^□^;
その結果次第では二日目に引きずる事にもなりかねませんので、どうかスーパーハイテンションモードになるような展開を切望します。

ブレイクの復帰戦は楽しみ、っていうより見るのが少し恐いんです。
何が恐いって、きっとほとんどの出資者も同じ事を考えているでしょうから、今更ここで書く事はしません。
とにかく、成長の跡が見られるような姿で出てきてくれる事を心から願っております。

コメントを下さった方には大変申し訳ないのですが、旅支度にもう少し時間がかかりそうなので、お返事は帰省後とさせて下さい。どうかご了承のほどお願い申し上げますm(_ _)m

※次回の更新は火曜日辺りから再開予定です(朝日CCの結果次第では早まる可能性もアリ笑)。



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