管理人ティアの一口馬主生活&各クラブ馬診断。競走馬をより深く理解する事が目的です!    ※記事の引用、および画像の転載は各クラブより許可を得た上で行っております。
06年産出資馬診断 ローブヴォラント
2008年04月29日 (火) | 編集 |
06年産出資馬診断第二弾!
今回は管理人の記念すべき初出資馬・紅一点ローブヴォラントの紹介です!

ローブ

父ジャングルポケットに母父ゴーンウエスト。
これは04年産で人気を集めていたルビウス(現500万下)と同配合ですね。

ジャンポケとゴーンウエストの組合せはこのルビウスくらいしか例を知りませんが、ミスプロ系牝馬の活躍馬自体は出ているので相性そのものは決して悪くないはずです。
それに、この年に募集されたジャンポケ産駒の中では最も父の産駒らしい身体をしていると思います。

正直、馬っぷりに関しては上記のルビウスの方が良く見えますが、こちらは柔らかくて質の良さそうな筋肉や後方から見たトモが非常に中の人好みの形をしています。
それと肩の感じがすごく良いです。
DVDを見た限りでは脚がブレることなくしっかりと歩いていましたし、背タレですが腰に弱そうな所も特に見られませんでした。繋ぎの角度も悪くないと思います。

見るからに腰高で、全体的にはまだまだ未完成もいい所ですが、これからバランスが整い筋肉が発達してくれば、相当ハイレベルな馬体になってくれるのではないかと想像しています。
脾腹が薄く、全体的にもかなり細く見える馬ですが、牝馬ですしそんなに気にしなくても大丈夫でしょう。走る馬はそれでも走ります。
体高も小さめでしたが、予想よりはずっと大きくなってくれましたしね。
460キロくらいにまで成長してくれれば、パワーを要求されるダートにも適応できるはずです。


この馬は多分ダートの短・中距離馬なので、イメージとしてはミスティフォレスト、理想はエンシェントヒルといったところでしょうか。
まぁ、デビューが遅れたとしても未勝利で終わる馬とは思えませんし、値段もすごく安いのでルビウスくらい走ってくれれば十分元が取れます。
五百万を二回勝てば、ほぼ確実にプラス収支でしょう。

それに、競争成績を見ればわかるように、この馬の母は明らかに繁殖目的で買われてきた馬です。
なので母のポテンシャルにも相当期待をもって良いと思います。
実際かなりの良血ですからねこの馬は。
近親にはフロリダダービー馬のハイフライ(02年産)やドバイなどでタフな活躍を見せたエスティムラール(97年産)がいますし、その他にも重賞路線で活躍した馬がずらりとならんでいます。
未知数な点も多い馬ですが、逆にどの色が出てきても面白い。
それこそ芝で化ける可能性だってあるはず。

調教過程や適性を見るに、トールポピーのような『牝馬の王道』というタイプではないでしょうが、条件戦でコツコツと小銭を稼いで、長く馬主を楽しませてくれる子だと思います。
こういう馬は純粋な強さとか稼ぎを期待するよりも、成長の過程をみんなで楽しむことができると思うんですよね。
なんて言うか、結果を抜きにしてすごく愛着を持てる存在になってくれそうな気がします。

純粋に馬が好き。って人にはオススメの一頭ですよ!


スポンサーサイト
06年産出資馬診断 ブレイクランアウト
2008年04月25日 (金) | 編集 |
今更過ぎる感も致しますが、06産出資馬の馬体審査を行います。
っていうか一番最初にやっとけって話ですね。

だけどそんなことはキニシナイ。
今更でもやります!

先頭を飾るのはもちろんこの馬、キューちゃんことブレイクランアウト号です。

キュー06


はい、何時何処で見ても惚れ惚れしてしまうすばらしいトモをしていますね。
今回は横からの画像しかありませんが、後ろから見るとつくづく理想的なお尻をしているのですよ。
DVDを見てもらえれば、それがわかってもらえると思います。

後躯を支える前脚も見るからに頑丈そうですね。
弓脚でもないし、球節も大きい。
フレンチデピュティ系に良く見られる繋ぎの硬さもなければ、角度も悪くない。
馬体は小柄でも、骨そのものはすごくしっかりしています。
見るからに健康優良児。怪我とは無縁の競走生活を送ることができそうです。

不安材料はやはり身体が小さいことが一つと、胸が若干浅いことですね。
なので心肺機能は平均レベルかもしれません。距離はもって二千くらいまででしょうか……。

この馬は後ろが素晴らし過ぎる為に、前がいっそう小さく感じてしまうんですよね。
今ではある程度キ甲も抜けて前後に一体感が出てきましたが、この時点では前と後で完全に別馬。
まるで合成写真を見ているようです。

体重に関しては、どちらかというと遅生まれですし、あともう20キロくらいは大きくなってくれると予想しています。
おそらくレースではディープインパクトくらいの体重で走るのではないでしょうか?


次に血統も見ていきましょう。
父はあのスマートストライク。
ドバイWCの覇者カーリンや米国芝チャンピオンのイングリッシュチャンネルを輩出したアメリカのスーパーサイアーですが、日本のファンにはフリートストリートダンサーの父と言った方がわかりやすいかもしれませんね。
僕はこの馬、ウォーエンブレム級の種牡馬だと思っています。

これまでに日本で走った産駒はわずか十頭弱。
その中から前記のFストリートダンサーやナイキゲルマン、アグネスパウエルを出しているのですから、日本競馬への適性は疑う余地がありません。
ただスマートストライク自身、若干胸が浅くて小柄なので、そこがブレイクランアウトにも遺伝してしまったのかもしれませんね。
しかし、見方を変えればそれだけ父の特徴が受け継がれているということですので、こういう場合は常にプラス思考で考えるとしましょう。

一方母のキューはフレンチデピュティ産駒の米国産馬で、自国の芝路線で活躍していたそうです。
繁殖としては04年にルシルクというダイナフォーマー産駒の牝馬を出産しており、本馬は9歳時に産んだ第二仔とのこと。
ここで母馬が高齢だったり、現役を引退して疲労が抜ける前に即種付け、なんていうことがあると、産まれてくる子供も虚弱体質のケースが多く見られるのですが、調べてみたところ、ルシルクを産んだ翌年は不受胎で、一年間たっぷり休養を取ることができたとのことでした。
その上、母系は見るからにタフそうな米国血統ですから、今回のブレイクランアウトは体質面でも非常に優れていることが容易に推測できます。
なんといってもあのカーリンとほぼ同配合ですからね。期待せずにはいられないでしょう。

僕はこの馬で本気で大きいところを狙っています!
現段階でGⅠだとかでかい口を叩く事は致しませんが、大きな夢を見させてくれる存在であることは間違いありません。
今はただ、無事に体勢が整うことを祈るばかりです。



桜花賞回顧
2008年04月13日 (日) | 編集 |
桜花賞は以前このブログでも取り上げたレジネッタが優勝しました。
ジュベナイルFで先行して残った馬を強いとするのなら、オディールだけでなく、この馬とカレイジャスミンも評価しなければならない。それはわかっていました。
それでもまさか、あのリトルアマポーラに勝てるとは……。
おかげで馬券は完全にハズれてしまいましたが、自分の目にかなった馬が大レースを勝ってくれて良かったと思います。
自信はお金じゃ買えませんからね。
小牧ジョッキーも見事な手綱さばきでした。

逆にスムーズとはいかなかったのがリトルアマポーラとソーマジック。
もう一回レースをすれば、おそらくこのどちらかが勝つのではないかと思います。
両馬とも距離はもう少し延びた方が良さそうですから、道悪にでもならない限り、オークスでは必ず巻き返してくるでしょう。
勝ったレジネッタよりも上にくるはずです。

そして僕が馬券を勝っていたトールポピーやブラックエンブレムは明らかに調整失敗ですね。
トールポピーに関しては結果論ですが、ブラックエンブレムの方はいっそのこと出ないほうが良かったように思います。
本当になんで今日買っちゃんたんでしょうね…。
まぁ、この馬も折り合いさえつけば距離はこなせるはずなので、オークスでもう一度狙ってみたいと思います。

しかしそれにしても、本家の社台はサスガですね。
リトルアマポーラにレジネッタ……こんな馬を毎年のように送り込んでくるのですから。
僕も自分の持ち馬がGⅠを勝ったらここへの入会を検討しようと思っているのですが、一口70万だの100万だのとなると、どう頑張っても年に一頭しか持てなくなってしまいます。

少なくともキャロと掛け持ちで続ける事は絶対に不可能な世界です。
僕みたいにオタクな趣味を持っていると一向にお金が貯まんないですし、それこそアグネスタキオン産駒の良血馬なんて一生手が出せません。

それに一口馬主の醍醐味といえばやはり、数多くの愛馬と時間を共に過ごす事だと思っていますから、僕にはキャロやマイネル軍団みたいな場所がきっとお似合いなんですよね。
本家にいくとするならば、まずキャロでGⅠを獲って、その後、目標ではなく夢であるダービーや凱旋門賞を本気で狙えると思った逸材を発見した時です。
それまではキャロで気ままにやっていたいと思います。たくさん勉強しながらね。


ちなみに、僕がこれまでに見たクラブ馬でダービーを狙える逸材だと思った馬はハーツクライ、ニルヴァーナ、クランエンブレム、サカラートの四頭だけです。
ハーツクライが入っていることですし、少しぐらいここで威張ってもバチは当たらないだろうと思うのですが、ネオユニヴァースを良い馬だと思えなかった時点でやはり、まだまだだね。 と、誰かに言われてしまいそうな気がします。
これからももっともっと、目を鍛えていかなければ……。


最終回・第八章:その他(皮膚、かみ合わせ、手綱、立ち姿) 
2008年04月12日 (土) | 編集 |
皆様こんばんわ!
二週間ぶりのこのコーナーです。
競馬人にとって時の流れとは非常に早いもの。
気がつけば今年もクラシックの季節ですね。
ここ数年は牡馬よりも牝馬が豊作なイメージなので、今年もダイワスカーレットやカワカミプリンセスのようなスター候補生が現れる事を期待しましょう。

それでは、そろそろ本題へ移るとしましょうか。



その1、皮膚 


一般的に、皮膚は薄い馬が良しとされています。
皮膚の薄い馬というのは、新陳代謝が良いことの表れでもあるからです。
そう言った馬は、体温調節を上手に行うことができます。

見分け方としては、冬毛が生えている時期でも毛ヅヤが良く見える馬や、晴れの日に光を反射して輝いて見える馬を探して下さい。
写真を見たときに、骨格がハッキリと浮き出て見える馬が良いでしょう。
よく言われるのは『岩に濡れ紙を張ったような皮膚』というやつですね。

キンカメ2
 


その2、かみ合わせ

馬の顔を横から見て、唇のかみ合わせが揃っているかどうか確認して下さい。
この時、下唇の長さが足りない馬(カケスといいます)は飼い葉を上手にかみ砕くことができません。
つまり飼い食いの悪い馬になってしまいがちです。
カケス
 
顎の張りが大きい馬は噛む力が強く、飼い葉を良くかみ砕くことができるそうです。
それだと必要な栄養価を摂取できるので、順調に大きく成長すると言われています。



その3、手綱の長さ

厩務員さんの手綱の持ち方で、その馬の気性を推測することができます。
一概には言えませんが、気性の激しい馬は短め、大人しい馬は長めに手綱を持っている事が多いです。
これはDVD、もしくはカタログの写真でも判断できるので良く確認してみると良いでしょう。

手綱1手綱2


その4、立ち姿

馬を横から見たときに、地面をしっかり四本の脚で体重を支えていることが理想です。
しかし、これは写真だけでは非常に判断が難しいと思います。
なぜなら、募集用のカタログやパンフレットというのは、どの馬もその時のベストショットが載せられているはずだからです。
まさか芸能事務所へ応募する履歴書にプリクラや横になっている時の写真を貼って送る人はいないでしょう。
どの応募者も自分の顔や姿勢を一番強くアピールできそうな写真を送りつけるに決まってます。

つまり、いくらその時良い写真写りをしていても、普段も同じであるとは限らないと言うことです。
ですから、この項目に関しては実際に自分の目で見て、その時にボロを出さないかどうかチェックをする必要があります。

馬は疲れると後脚を一本だけ上げたりします。
人間も電車の中などで長時間立っていると、重心を右にかけたり左に移したりすることがありますよね?あれと同じです。
しかし、あれは本当は良くないのです。骨盤の位置がズレたりする原因にもなりますからね。
そういう人は、大体その時点で身体のどこかに不具合が生じていることがほとんどです。骨格が歪んでいたり、筋肉の付き方やバランスが悪かったり……。
売れっ子のモデルさんや武道の達人等は、普段からビシっと軸の通った綺麗な立ち方、歩き方をしています。
馬に置き換えても、それはきっと同じはずなんです。

長時間同じ姿勢を取っていても疲れないと言うことは、軸の通った良い姿勢ができており、最低限度の基礎体力を持っていることの証明だと思います。

僕の持説では一流のモデルとアスリートに不格好な奴はいません。
サラブレッドという生き物は、速さと美しさを求めて進化と淘汰を繰り返されてきた歴史を持つ種族なのですから、これは当然あてはまることだと思っています。




……と言う事で、約三ヶ月にわたり続けてきたこのコーナーもこれにて完結となります。
なんとか無事最後までやり遂げることができました。
ここまで見て下さった方、激励の言葉を下さった方、本当に有難うございました。
僕自身これまで勉強してきたことを再度見直す事ができ、より自分を磨くことができたと思っております。
連載期間も丁度アニメで言う1クールくらいの長さでしたので、幕引きのタイミングとしてもベストかもしれませんね笑。

また面白そうな企画を思いつき次第、色々やりたいと考えておりますので、その時はまたお付合い頂ければ幸いです。
最後に明日の桜花賞の予想をお送りしてお別れしたいと思います。


☆明日の予想☆

◎リトルアマポーラ(気持ちわるい位に強い馬。時期スター候補だ!一番の不安はヤネ?)
○トールポピー(贔屓目抜きにしてこの馬もかなり強いと思います。軸には最適)
▲レジネッタ(自分の目を信じる。必ずしも実績=実力とは限らない。もしかすると相手なりに走るタイプかも)
△ブラックエンブレム(軽めの調教は気がかりも、陣営がGOサインを出した以上は走れる状態のはず)
△デヴェロッペ(ポルトがいなくなったことと、人気薄での吉田豊の逃げ。展開が嵌ればもしかする)
注エフティマイア(多分、冬場がダメなだけ。前走も見所有り。輸送で体重さえ減らなければオレはいくぜ!)

本来はポルトとアマポの一騎打ちだったはず。
わかっていたことですが、無事出走にこぎ着けるだけでも大変なことなんですね。ましてや万全の状態に持っていく事なんて…。
当日、上記の馬にも不安が見つかるようなら、代わりに前走の勝ち方が不気味だったソーマジックを入れる事にします。


それでは、また次回!!


リーガルスキーム、デビュー2連勝!
2008年04月05日 (土) | 編集 |
リーガルスキームがデビュー2連勝を決めました。
しかも今度は六馬身差の大圧勝!
これだけ聞くと凄い事をやってのけたように感じますが、メンバー的にはこれぐらい走ってもおかしくないと思っていました。
むしろ新馬戦のメイショウボンハオの方が今日のメンバーより強いと思っていたので、前走の結果の方が驚かされたものです。
とは言え、今回は中間に一頓挫あっての久々の出走。決して順調とは言えない中での勝利ですから、能力の非凡さを証明するには充分だったのではないでしょうか?
これならオープンクラスに入っても他馬にヒケをとることはないでしょう。

個人的には、馬体診査の時にも言ったと思いますが、一度芝を試してもらいたいんですよね。
この馬には期待している分、どうしても理想が高くなってしまうのですが、芝もこなすことができれば選択肢が大幅に広がるというものです。
葵ステークスあたりが一番理想的ですかね。


マイルCも選択肢の一つらしいですが、今の流れを大切にして欲しいので、僕的には反対です。
出資者の方々はどのようにお考えなのでしょうね。