管理人ティアの一口馬主生活&各クラブ馬診断。競走馬をより深く理解する事が目的です!    ※記事の引用、および画像の転載は各クラブより許可を得た上で行っております。
当記事は100%主観によるものです
2015年05月26日 (火) | 編集 |
馬を食材と仮定するなら調教師は料理人。
どんな高級食材も調理する人間の腕が悪ければ良さが活きません。

また、人それぞれ好みがあるように馬にとっても同じ事が言えます。
腕が良ければ誰でもいい、なんて単純な訳もなく、何より相性が重要なポイントですよね。

今回はお世話になった事のある、若しくは愛馬を管理して貰いたい!と思っている厩舎の寸評をしてみました。


堀→一戦必勝のスタイルに好感。反面、勝てる状態になければ使わないので、数を使って欲しい人には不向き。デビューが遅れても適性や課題を見極めて的確に対応する。外人好き。

石坂→調教技術、判断力いずれも非の打ち所なし。自分の管理馬の特徴を完璧に把握している印象。休養のタイミングも的確。最近では馬房の関係上天栄を使用する機会が増えたが、この厩舎に限った話ではないか。

須貝→馬のメンタルを大切にする人。走る気にさせるのが上手。相手関係や天候などを考慮し、柔軟なレース選択ができる。大舞台での勝負仕上げも得意で血統、性別を問わず活躍馬を出せる。

矢作→勝たせる為のレース選択がとにかく上手で、特に下級戦では相手関係を重視する。距離適性は使いつつ把握していくが、芝と砂でハッキリしている方が良い。大前提として体質が強いこと。期待が高過ぎる馬は空回りする事もあるので要注意。

安田→短距離王国。他の分野でも活躍馬を出せるが、ベストは短距離。この分野ならば全面的に信頼の置ける厩舎。

角居→常勝王道軍団。クラシックや海外など大レースに強く、的確な仕上げを施すことができる。反面、ダートや14などワンペースになりがちな舞台では成績を落とす傾向にある。ダート馬に関しては適性の見極めが少し下手。

戸田→芝馬の扱いに長けている。ダートも下手ではないが芝の方が好き。新馬戦では仕上げない。調教技術、レース選択眼は確かなものを持っているが、実際に結果に反映するとは限らない。特にキュー一族への愛情は諸刃の剣。気に入った馬には自分が乗る。愛国心の強いお方。鞭より長ドスが似合いそう。

藤原英→優先順位が低いと放置プレーするも、主力馬の勝負仕上げ&レース選択は素晴らしい。牡馬の方がより安心。堀師に近いか。

松田国→坂路大好き。馬が丈夫ならそんなに壊さない。調教技術は健在だが、馬に合わせたレース選択ではなく、目標に合わせて馬を造ろうとする印象も。

小島茂→高い分析力、向上心を持つトレーナー。それに見合う結果が出ていないのは、一流厩舎とは調教技術、厩舎力で劣るのかもしれない。縁ある血統馬の扱いは納得できるものだが。この人も気に入った馬には自分が乗ったりする。

友道→水準以上の技量、センスを持ち合わせたトレーナーだと思うが、一口界ではあまり人気がない。某人参馬の菊花賞参戦など稀にNG行動を取るものの、トータル的には良い厩舎。魔神と仲良しで、あちらの有力馬と使い分けされる事がある。

手塚→短距離馬の扱い○。トップトレーナーとまでは言い難いが、得意分野におけるアベレージの高さは評価できる。騎手采配は微妙かも。

池江→厩舎力は極めて高いが調教技術、分析力は実績ほど高くないし、馬本位のローテを組めない。ディープ産駒の扱いはそれなりに上手い。全体的に牝馬の成績は一枚落ちる。とにかく厩舎力で他をカバーしている印象が強い。海外経験豊富なのは良いが、何故か斜行癖のある馬が多い。

新開→目立った活躍馬を出せていないものの、ダート馬の扱いはまずまずか。マスクトヒーローで重賞の一つでも獲れれば風向きも変わった筈だが…。

古賀→可も不可もない。足を引っ張るような真似もしなければ、腕で弱点をカバーする好プレーも特になかった。まだ解らない部分が多いけれど、馬の質が良ければOKという感じ。

加藤征→レース選択、調教技術共に高く、至る所に工夫を感じられる良い厩舎…。と以前は思っていたのだが、最近は目立った活躍無し。全体的に少し下方修正が必要か?なお、諸事情により京都遠征時は勝負度高し。

木原→数は使う方か。下級条件でも良ければという感じはするも、社台系クラブではそもそも機会がなさそう。

萩原→ダート馬の扱い○。仕上げ下手なので体質が弱いとなかなかメイチまで持っていけない。一勝より一生型で晩成型や息の長いタイプが良い。

藤沢→ゆとり教育者。腐っても鯛の筈だがクラブ馬とは相性良くない。横典との絶縁も痛手。以後は外人、北村、柴山が主戦。教育方針上クラシックより古馬路線が合う筈も、管理馬が多く回転率はあまり良くない。 主力以外ピークに合わせて使えるか心配。

平田→どちらかと言うとダート向き。そこそこ分析力は高そうだが、若干仕上げが甘い。本人の意向でないかもしれないが、ダート戦で不慣れな外国人を乗せるなど騎手采配にも疑問符が付くことあり。個人的には一長一短と見ている。

大久保龍→可も不可もなく。坂路主体の調教にマッチングする馬なら狙って良いかも。G1級は厳しいかもしれないが、OP~重賞までならノウハウもあり。

高柳→現状は水準級も年々勝ち星は増加傾向にある。厩舎力が強化されれば全体的な底上げも見込めそうだが…。レース選択眼はそこそこ。王道よりマイナー&重厚血統馬が多いので、その分野でノウハウを積んでいけるかも。

藤岡→調教力、厩舎力は並も分析力はありそう。 息子とセットで考えた方が良さそう。あまり上を見なければ付き合えそうな厩舎。

武藤→まだ情報不足だが的確な判断、分析が出来る人に見える。厩舎力はあまり高くないので、小島茂厩舎に似たタイプか。馬質に恵まれればもっと伸びそうな印象を受ける。


僕が体験した範囲ではざっとこんな感じでしょうか。

ちなみに、上記の『厩舎力』ってのは実力馬を多く抱えており、日常的に質の高い稽古が可能か?
また騎手采配、腕利き調教助手の有無。大舞台で勝ち切るための仕上げ、ノウハウを持っているか等、レースまでのプロセスにおいて長けているかどうかですね。
どれだけ個人の意識レベルが高くてもチーム全体の力が足りなければ試合に勝つことは出来ないですし。
そういった面でも堀厩舎、石坂厩舎辺りは流石に『隙が無い』と感じさせますね。

なお、他に書かなかった人は情報不足か、NG認定厩舎のどちらかって事で(・∀・)





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戸崎一週遅せぇよorz
2015年05月20日 (水) | 編集 |
マイルカップから一週間が経ちました。
今日まで間隔が空いたのは別に落ち込んでいた訳じゃなく、単に細かく分析する時間が無かった為です。
そして、当たり前の結論が出ました。

『春開催の良馬場東京G1で勝てる訳なかった!』

NZTのレース振りで多少上方修正したものの、そもそも一番人気になる事がおかしい。
実際にNZT組の中では最先着していますし、この条件下では頑張っています。
ペースや枠に関係なく、良馬場の時点で優勝するまでは難しかったと思います。

それだけにNZTで重賞を勝たせてあげたかったですね。
まぁ、これでオータムHは54キロ以下で出られるでしょうけども…。


改めて説明させて頂きますと、グランが苦手としているのは良馬場や高速馬場そのものではなく、瞬時のギアチェンジ能力戦です。
本格化前とはいえ新馬戦がそうだったように、急激なラップ移行に対応出来ないんですね。
スピード能力自体は『そこそこ』ある方だと思っています。
この配合らしい特徴でもありましたし、だからあれほど雨を願っていた訳で。
現時点では得意分野以外での総合力はG1レベルにないって事は解っていたつもりです。

(あ、書いてて気付いたけどブライトとそっくりだわ…笑)

なので、東京では戸田師が言うように外目からエンジンを噴かして少しずつギアを上げていく方が良かったのだろうし、ペースが速くなれば他に打つ手もあったのかもしれませんが、その時は1、2着馬もそれに応じたレース運びをしてきた。それが出来る馬達だったと思うし、仮にアクティブミノルやセカンドテーブルが出走していても結果は変わらなかっただろうなと。

ただ、六年前は酷く理不尽に感じたものですが、今回の敗戦は納得せざるを得ない。というのが率直な感想で、怒りとか負けた事以上の悔しさといった感情は沸いてこないのです。

苦手な条件下でもG1で掲示板に入る程の力を付けているのは間違いありません。
勝ち上がりに苦労していた時期を思えば立派なもので、これなら将来複数の重賞を獲れるという確信も掴めました。
あちこちで低レベルと言われてますが、このメンバーより強いマイラーなんてプラチナとアンビシャス位でしょう。
この路線、上の世代も抜けた馬はいないですし、またそのうちチャンスも来ると思うので希望を捨てず頑張りたいと思います。


とにかく今言える事は二つだけ。
これからも無事に。

そして、オータムHにモーリスが出てきませんようにw

※今年は不参加のつもりですが、次回からぼちぼち社台ネタを投下していこうと思います。




コンティニュー
2015年05月10日 (日) | 編集 |
もう一度このチームでこのレースに挑戦出来る日が来るとは思ってませんでした。
僕にとっては願ってもないチャンス。
明日、六年前の忘れ物を取りに行ってきます。

なるべく意識しないように過ごしてきたつもりですが、どうやっても無理なので諦めましたw
身も心も極限状態。
満身創痍ってのはまさにこんな状態なのだと実感しています。
皐月賞後は毎日グランの事のみを考えて生活してきました。
長かったような、短かったような…。

あの日と同じく前日の雨。
ここまで5戦2勝。
更に当日は一番人気になるかもしれません。

それでもやっぱり、明日走るのはグランなのです。
枠も臨戦過程も、馬場状態も、当時とは違う。
変わるものは変わってゆくし、変わらないものは変わりません。

ブレイクの事は今でも夢に出てきます。
過去をどうやっても変えられないのなら、せめてグランとの未来は、今度こそ明るいものにしたい。
そう思っています。