管理人ティアの一口馬主生活&各クラブ馬診断。競走馬をより深く理解する事が目的です!    ※記事の引用、および画像の転載は各クラブより許可を得た上で行っております。
スポンサーサイト
--年--月--日 (--) | 編集 |
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

第一章:背中と腰と腹(後編)
2008年01月27日 (日) | 編集 |

その2、背中の見方

一般的な見方としては、 キ甲の下がった所から、腰までの間。
下の青いラインが背中の範囲です。

オーロマイスター


背中は、主に馬の距離適性を確認する部位といえます。
背の短い馬は短距離長い馬は長距離に適性があると判断できます。
もっと言うなれば、背の湾曲がへこんでいるのが短距離向き。
ゆったりとした直線に近いラインであれば長距離向き。
という風に見ることもできます。

しかし、背の湾曲が極端に深い馬(背タレ)は走った時にかかる負担が大きく、腰に疲れが溜まりやすいという欠点があります。
さらには後躯で生み出された推進力が真っ直ぐ前方以外にも分散して、伸縮が小さくなりがちです。
そうなると持久力にも欠けるので、伸縮のある大きなストライドが有効な芝の長距離戦では、力を発揮できないケースが目立ってくるのです。
背タレの多いジャングルポケット産駒がダートの短距離~中距離で活躍している要因の一つはこれではないかと僕は思います。

とは言え、ジャングルポケット産駒には良い意味で例外も多いようです。
背タレでも背中が弱く、筋肉がつきづらいタイプが全てではありません。
ジャングル自身も背タレでしたが、成長するにつれてへこんでいた所に筋肉が付き、次第にバランスも良くなりました。
父の特徴を引き継いだトールポピーもGⅠを勝っています。
一口に背タレだから駄目というのではなく、それが後にどう影響するのか、変わっていくのかをしっかり見極めることが大切だと思います。

ちなみに僕個人としては、背タレでもトモや腰にピンと来るものがあれば、迷わず出資候補として数えちゃいますね。
今後の結果は別にして、僕の初出資馬であるベルベットローブの06はまさにそんな例でした。



その3、腹の見方

腹袋がゆったりしていた方が良い内臓をしているという見方ができます。
健康度が高いということですね。
他には、前後の収縮がしっかりしているかどうかも重要なポイントでしょう。
DVDなどで後ろから歩様を確認したときに、腰がぶらぶら揺れていたりして、安定感の感じられない動きを見せているようだと少々不安、俗に言う『腰の甘い』馬ということになります。
そういう馬はトモをずるずると引きずっているように歩いていたり、見た目にも腰が緩んでいるように映りますね。

後は前編(長躯短背)で説明したように、長距離で強い馬には腹の長い子が多いですが、それでも長すぎる馬は比例して背も長いことが多いように思います。
やはり、常に長躯短背を念頭に置いて、1:2:4の比率になっているかどうかを確認してから候補に数えるようにした方が良いでしょう。


次はキ甲について見ていく予定です。
第二章も必見ですよ!

スポンサーサイト

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。