管理人ティアの一口馬主生活&各クラブ馬診断。競走馬をより深く理解する事が目的です!    ※記事の引用、および画像の転載は各クラブより許可を得た上で行っております。
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特別編・弓脚にはご注意
2008年02月17日 (日) | 編集 |

前回の予告で、今日は「繋ぎ」について解説をしていくと申し上げましたが、少し予定を変更して、特別編をやりたいと思います。
確かに前脚についてと言えば前脚ついてなのですが、今日は馬の見方というよりも僕の選考基準を紹介する、という形になってしまいそうです。

しかし、今回紹介することは皆さんにとってもきっと損はない話だと思います。
なので是非聞いてみて下さい。



『弓脚の馬は避けるべき』

僕は出資の際、真っ先にチェックすべきポイントは二つあると考えています。
一つは『総合的に良いトモをしているか』
これは後日紹介しますね。
そしてもう一つが『脚に不安がないかどうか』

繋ぎの角度や骨量ももちろん重要ですが、特に気を付けておきたいのが、今回紹介する
『弓脚でないかどうか』ということです。
馬を横から見た時に、前肢が『真っ直ぐ』もしくは『くの字』の形をしていることが、僕の中の出資時における必須条件となっています。

では弓脚とは一体どの様な状態を指すのかというと、『前脚が後ろに反っている(左に角度がついている)状態』のことです。
口で説明するより、まずは図をみてもらった方が早いですね。

サーリセルカ

どうでしょう、前肢が完全に後ろへ反ってますよね?
これだと膝裏や腱への負担が非常に大きく、骨折や屈腱炎などの故障を発症する確率が非常に高いと言えます。
身体が弱ければいくら血統が良くても、名門厩舎所属でも、主戦が武豊でも、その才能を開花させることはできません。
ここまで酷い弓脚だと、まともにデビューさせることすら難しいと思います。
(事実この馬は先日のレース後、骨折してしまいました)

僕の所属するキャロットクラブは故障馬が多いことで有名です。事実です。
なので他のクラブ以上に慎重にならざるを得ません。
確かに持ち馬が
アロンダイトデュオトーンくらい走ってくれれば、それは幸せな事だと思います。
だけど、彼等が脚元に不安を抱えた馬であることも事実ですよね。
(その原因を弓脚だけに断定することはできませんが…)

僕はキャロの馬ですと、少しでも脚に不安が見つかった馬は基本的にその時点で見送り決定、ぐらいの考えでいます。
ただでさえ不安要素を抱えているというのに、目に見えている地雷をわざわざ踏みにいきたくはありません。
もし、僕が弓脚の馬に出資する、ということがあるとすれば、その馬は他の箇所がずば抜けて凄いということです。 

でもやっぱり本当はキャロットクラブに限らず、弓脚ならそれだけで出資候補から外してしまっても良いくらいだと思います。
『無事是名馬』なんです。
実際、種牡馬になるような馬の多くは、大体『真っ直ぐ』『くの字』の形をしています。
ちなみに『くの字』に曲がった脚のことは「彎膝(わんしつ)」と呼ぶのですが、こちらはさほど気にする必要はありません。
一部ではむしろその方が丈夫だという声もあるようなので…。

下のディアデラノビアヴィータローザなんかはパッと見た感じ酷いくらい彎膝ですが、長い間現役で活躍していますからね。

ディア
ヴィータ


みなさんも馬選びの際には、それぞれの価値観を持って、常にリスクと期待を天秤にかけながら決定していることでしょう。
それで良いと思います。自分の後悔しない選択が一番ですから。

ただ僕の場合は、何より丈夫であることを最優先にしているということです。
自分の持ち馬が長く健康に走り続けてくれることは、皐月賞やダービーのような大レースに出走するのと同じくらい嬉しいものです。
せっかく良い馬を持っていても、それが半年や一年に一度しか姿を見せてくれないのでは寂しすぎますからね。

もし僕と同じ考えをお持ちの方は、くれぐれも弓脚の馬にはご注意下さいね。


次回こそは予告通り「繋ぎ」について、ちゃんとした解説をしていきます。

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