管理人ティアの一口馬主生活&各クラブ馬診断。競走馬をより深く理解する事が目的です!    ※記事の引用、および画像の転載は各クラブより許可を得た上で行っております。
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第六章:馬の肩
2008年03月22日 (土) | 編集 |
肩は馬の距離適性や走法を判断するのに重要な部位と言われています。
着目すべきはその角度と筋肉量です。
※距離適性の判断材料は他にもたくさんありますので、あくまで目安の一つとして捉えて欲しいと思います。


その1
『肩の角度』

肩の立った馬は短距離向き。 肩の寝た馬は長距離向き。

これはよく言われていることですよね。
過去のカタログや種牡馬の写真を見ても、確かに判断材料として間違ってはいないと思います。
しかし、もっと突き詰めて見ていくと、肩の角度は距離適性を判断するだけの単純な問題ではないということがわかるのです。
てな訳で、今日はより正しい肩の見方を紹介していきたいと思います。
(といっても友人の受け売りですが)


では早速、その見方についてですが、これは下の図のように肩の線①上膊の線②の交差角度を見て判断します。

肩1

僕としては、いくら短距離向きと思われる馬でも、角度が立ちすぎているのはやはりマイナスです。
角度が極端に立っていると、前肢の出が窮屈になり、競争能力に大きな支障をきたすことになりかねませんからね。
同様の理由で、肩の角度に対して上膊の角度が窮屈な馬もアウトです。
ただ、肩のラインが立ち気味でも、上膊のラインが寝ていれば前肢の出はスムーズになりますので問題ないでしょう。
立っているにしても、寝ているにしても、極端過ぎなければ良いということです。


冒頭の肩の立った馬が短距離向きと言わている根拠は、短距離戦では短時間でトップスピードに乗る力が求められる為、回転の速いピッチ走法が有効となるからです。
逆に、適度な傾斜があり、肩甲骨が大きければ(肩のラインが長い)、可動域が広がって、1完歩毎のストライドが大きな馬になります。こういった馬は長い距離を走るのに向くと言われています。

一般的には王道とされる中距離タイプの馬が好かれがちですが、個人的には別にどちらが良し悪しと言うものではないと思っています。


その2 『肩の筋肉量』

次に筋肉量ですが、肩の筋肉の付き具合は前肢のかき込みの強さに繋がりますので、ガッチリとした筋肉がついている馬は、ダートでの活躍が期待できると思います。
しかし反面、こういった馬は腕と脚に頼った走りをしてしまいがちなので、脚元に負担がかかりやすいという欠点もついてまわることになります。
ですから、これも極端に筋肉がつき過ぎていると良くないということです。
大切なのは、ちゃんと身体全体を使って走れているかどうかですからね。

とまぁ、筋肉量については短めですがこんな所です。僕もまだまだ勉強中の身ですので大したことは書けません。
それに筋肉の質なんかは実際に使っているところを見たり触ったりできないことには、推測の域を越えないものと判断した方が良いですからね。


一月から始めたこの相馬眼コーナーも、なんだかんだで二ヶ月が経過しました。
そろそろ最終回も近くなって参りましたが、皆様最後まで宜しくお願い致しますね。
第七章では心肺機能に直結するといわれる胸部について勉強していきますので、そちらも乞うご期待下さい!


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