管理人ティアの一口馬主生活&各クラブ馬診断。競走馬をより深く理解する事が目的です!    ※記事の引用、および画像の転載は各クラブより許可を得た上で行っております。
スポンサーサイト
--年--月--日 (--) | 編集 |
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

菊花賞観戦記
2009年10月27日 (火) | 編集 |
この世界に生きる者にとって、ダービーというレースは言わば球児達における『甲子園』。
『クラシック』、『GⅠ競争』といった一言では片付けられない重みやそれに賭ける想いがあるのは理解しているつもりですし、僅かでも勝算があると考えるなら使うべきとも思います。

これはサマーパーティーの際、戸田先生と話をさせてもらった時の僕の言葉です。
それに対し、戸田先生は共感してくれた上で「それ(ダービー)でも、明らかに距離が合わない場合なら別ですけどね」と、付け加えて話をされていました。
そう考えておられるなら何故、菊を使ったのでしょうか…。

結果としては、ほぼ予想通りと言えるものでした。
一、二着が父ダンスインザダーク。三着セイウンワンダーも母母父リアルシャダイと初心者でもわかるようなスタミナ血統の馬が上位を占める結果となりました。
近年の菊花賞はマイラーでもこなせる。などと言う新聞記者の意見も少なからず目に付きましたが、抑えが利かない(おさえない方が良い)タイプの逃げ馬が一番人気のこのレース、そのような展開になど、なる筈もありませんでした。
僕個人として、馬券こそ大きく外しましたが、今回の結果は容易に推測できるものだったと思います。

さて、今回の敗戦。ブレイク陣営はどう捉えているのか?
公式コメントを聞くと、どれもこれも溜息しか出てこないのですが、簡易的にまとめてみるとこんな感じになるでしょうか。

藤田騎手
「大外枠がきつかった。勝ち馬より100メートル以上多く走ってしまった。距離はやっぱり長かった。でも中距離なら大きな所を獲れる馬だよ」

戸田先生
「パドックでは落ち着きもあったし、良い状態に仕上げる事ができた。輸送を経験したことも活きていた。極端な枠からのスタートでリズムに乗れなかった。鳴尾記念に使うかもしれない」

まず二人が共通して口にしている大外枠。
ハッキリ言わせて頂くと、言い訳としては問題外ですね。
戦前「まわりの動きを見ながら運べますので悲観的には考えていません」などと口にしておきながら、レースに負けたら掌返して「やっぱり大外はきつかったです」って、いくらなんでもそれはないでしょう。
だいたいこの流れ、NHKマイルCの時と全く同じなんですけどね!
外枠が不安ならば不安!レース前から正直にそう言ってくれれば良いんですよ。

それに、全周パトロールを見ましたけど、それほど大きなロスは無かったように思いますけどね。
道中も前に馬を置いて、ポイントである折り合いもちゃんとついていたように見えました(少なくとも騎乗に関しては評価しています)。
仮に上位入線馬との比較で多少のロスがあったにせよ、あれ程引っ掛かっていたアンライバルドやトライアンフマーチよりも下の着順に終わったんですよ。
それが一体何を意味しているのか?
陣営はそれをちゃんと理解し、猛省して欲しいと思います。
個人的に藤田騎手が言う「中距離なら大きな所を獲れる馬」の『中距離』が果たして具体的にどれくらいの距離を指して言っているのか、微妙に引っ掛かる所ではありますが、まぁ、流石にこれではっきりしたでしょう。

鳴尾記念を使うのであれば、条件としてはほぼベスト。
当然巻き返しを期待したくなる所ですが、今回中途半端に長距離仕様の肉体を造ってしまったので、あと一ヶ月と僅かで元の身体に戻すことが出来るのか、少々不安も残りますね。
しかし、いちょうS~共同通信杯、ダービー~朝日CCの間に馬をしっかり立て直してきたように、戸田先生の調教師としての腕は確かだと思いますし、その手腕に期待する他ありません。

競走馬は皆、本能から闘争心が湧き上がってくる生き物です。そして同時に、明らかなる『能力差』・『適性』がそこに存在します。
そもそも彼らに闘争する心が存在しているからこそ『競馬』というスポーツが在り、ギャンブルとしても成り立っているのです。
しかし、競走に負けて自信を無くしてしまえば、闘争本能は低下するんです。この本能は精神力にも直結しているのですから。
ブレイクランアウトという馬は(結果は敗戦でしたが)GⅠで二度も一番人気になるような強い馬です。ならば、人間もそれ相応の敬意を持って接するのが当然。
安易な選択で彼の矜持を失わせるなど、絶対あってはならない事であると、少なくとも自分はそう思っています。

僕もあーだこーだ言うのはこれで最後にします。
今週、再来週と愛馬の出走が続きそうなので、気持ちも切り替えていかねばなりませんからね。

一人の出資者として、今後も全力でブレイクの応援を続けていこう、という気持ちは今までと少しも変わりません。
GⅠ制覇の夢も最後まで見続けたいと思っています。



スポンサーサイト

コメント
この記事へのコメント
同感
ティアさん
こんばんは
愛馬出走が続きますね
ブアプーの仔とアーガルド。様子見してた馬なんですがw
アースガルドは中も結構出資してて私用ついでで現地観戦です
ティアさんの気持ちわかるわ
おっしゃる通り。クラブの意向で出走じゃないですか?
なんやかんや馬主の意向。
思い起こせばフィフスのダービー含め
今年はロード、東京などG1で優勝したり好着順
特に新参の東京にはG1でキャロットは1回も先着できませんでしたからね

G1、特にクラシックへの出走が馬主の意向だったんじゃないかな
我々よりもジョッキーや調教師の方が馬の本質知ってるし
自由に決めさせてくれるならこういうローテは使わない
言い方は悪いですが我々は初戦馬主ではなく出資者の一人
使い方にかんしても何も言えないし、言っても聞いてもらえない
ティアさんのおっしゃる通り我々に出来るのは
応援することだけです
でも戸田先生も男藤田騎手もこれで中距離重賞路線行きますよ
ってクラブの人に愚痴一つ入れたかも知れません
陣営が選んだのか馬主が選んだのかは知る人ぞ知るですからね
それにしてもトライアンフマーチアレでよく最後着順上げましたよね
自力は世代屈し、皐月賞2着馬の維持だけは見させていただきました
でも、ブレイクは頑張りましたよ
出資者でないけど愛馬のライバル馬w
別のレース出た時は勝ってもらんとwなんて
2009/10/29(木) 01:38:06 | URL | サンデーサイレンス #-[ 編集]
サンデーサイレンスさんへ
サンデーサイレンスさん、こんばんわ。

クラシックに馬を出したい、と思う気持ちはどんな馬主さんも少なからず持っているでしょうね。当たり前ですが。
しかし、仮にも「種牡馬にしたい」とまで言われているブレイクとフィフスの使い方は、僕が考えるそれとはあまりにも大きくかけ離れているものだったので(自分の考えが100%正しいとは思っていませんが)、少々辛口になってしまいました。
キャロットに入会してまだ二年足らずですが、素質ある06産馬達の使われ方を見ていると、このクラブはどうにもオリンピック精神が強すぎる印象を受けます。
『クラシック』という言葉の前では、馬にも自尊心があり、人は皆でそれを守っていかねばならない(高素質馬であればなおさら)。そんな当たり前の事さえも見えなくなってしまうものなのでしょうか。
どんなスポーツであれ、選手(ここでは馬)に一番求められるものは、将来を得る為に必要なのは、言わずもがな『勝利』です。そして、その為に最善の手段・選択を探していくのが、彼等を支える者達の義務だとも思うのですけどね。
自分の身分は一応わきまえているつもりですが、今回の一件は今までで一番自分の無力さを痛感させられました。こういう時『一口馬主』はツライですね…。
でも、次走が鳴尾記念(or中日新聞杯)という言葉が出てきたのは唯一の救いです。藤田さんも「やっぱり長かったのかなぁ…」と言ってましたし、ようやくわかってくれたものと信じたいです。
これでもまだ有馬だとかJCだとか言うようだったら流石に…、ね。
社台・サンデーに浮気したくなっちゃいますよ^^;

トライアンフマーチもブレイクも、3000メートル、本当にお疲れさまでした。
トライアンフの方は色んな意味でビックリです。あれは一瞬故障したのかと思いましたもん(^□^;)
こちらも適距離での走りが見たいですね。想像以上に力のある馬かもしれません。
もちろん、鳴尾記念以外で、ですケド笑。

明日はオークス出走を夢みているアルメーリヒのデビュー。
いきなりは厳しいかもしれませんが、先々が明るくなるような走りを期待しています。
いずれはテイラーバートンともお手合わせできるように…、と願っておりますよ^^
2009/10/30(金) 23:48:45 | URL | ティア #-[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。