管理人ティアの一口馬主生活&各クラブ馬診断。競走馬をより深く理解する事が目的です!    ※記事の引用、および画像の転載は各クラブより許可を得た上で行っております。
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どうなるヴァルガリス!?
2010年02月14日 (日) | 編集 |
10/2/10
10日は舎飼で様子を見ています。
「週末にも少し時計を出したのですが、週明けに熱発してしまいました。一時は39℃近くまで上がったのですが、楽をさせたので体温は正常に戻っています。眼の輝きなどを見るとガクッと来ている感じはありませんし、おそらくこのまま進めていくことができるでしょう。今週一杯は運動程度にとどめて、来週から乗っていくことになると思います。早ければ東京開催中のデビューを考えたかったのですが、焦らないで馬の状態に合わせて決めていきます」(加藤征師)

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07産の真打ちヴァルガリス。
今週、熱発してしまったとのことですが、個人的には寧ろホッとしているんです。
それどころか、馬にとっては幸運だったかもしれませんよ(失礼極まりない発言ですが…)。
その理由についてはこれから長々お話し致しますが、下手に順調だったら危うく仕上がり不十分のまま東京戦に使われてしまうところでした。
現状この馬は馬体的に少し切れ味に欠けるタイプに映るので、新馬戦はスロー必至の東京より中山の方が合うはずです。

アルメーリヒが勝った時のレクチャーで社員の方とヴァルガリスの話をさせてもらったのですが、僕の「少し急な入厩でしたが、脚は本当に大丈夫なんですよね?」という問いに「それについては『大丈夫そう』と聞いています」という返答を頂いたのですが、その後、こんな言葉まで付け加えられました。

「クラシックを視野に入れてというのも少しはあります」

相変わらずのキャロットクオリティが炸裂してくれました(苦笑)。
「へぇ~、そうなのですか…」と軽く相槌を打ちながら社員さんのお話に耳を傾けてはいましたが、正直なところ、その後は心中穏やかな気持ちではなくなってきましたよ。

先月、飛節と右前脚に疲れを見せている。というコメントがありましたが、場所からしてそれが昨年春に骨折した部分(左トモ)を庇ってきた事が原因であるのは間違いないでしょう。
それに前回の放牧。
「乗り込み量が不足していて芯から力が付ききっていない為、今は成長を促す必要がある」
というのが陣営の言い分だったはず。
にも関わらず、目先の事に固執する余り、馬の本質や状態をそっちのけで事を進めてしまっては、それこそ本末転倒な結果にはなりませんか?
もし馬に何かあった時、ヴァルガリスと面と向かって自分達はベストを尽くしたと胸張って言えますか?

よしんば、素質の違いでデビュー戦を勝利で飾れたとしましょう。
しかし、クラシックまでもう二ヶ月しかありません。
となると皐月賞まで二戦、あるいはダービーならたった三戦のキャリアでローズキングダムやヴィクトワールピサを相手にしなければならないのです。
果たしてそれで勝算はあるのでしょうか?
逆に一つでも取りこぼせば、最低でも月1以上のローテを組むハメになるんです。
成長途上の、しかも骨折経験のある馬にそこまでさせる必要があるなんて、僕には到底思えないですね。

と、ここまでが僕の危惧している最悪のシナリオ。

長々と書き綴らせて頂きましたが、少し前の話題に再び戻ります。
今回の熱発が何故、馬にとって幸運と言えるのか?

その理由の一つとして挙げられるのが二回中山の番組です。
初戦はまず芝を使ってくると思いますが、この開催中に芝の新馬戦は三鞍しかありません。
2月27日の2000M戦。
3月7日のマイル戦。
そして20日の1800M戦。
今日も時計を出していないようですし、27日のレースは日程的にもう間に合わないでしょうから、使うなら必然的に7日か20日のどちらかという事になるでしょう。

ちなみに、7日は弥生賞当日。
ここからでも皐月賞はおろかトライアルにさえ間に合わない可能性が極めて高いです。
まとな調教師ならこの状況でクラシックを目指します!なんて言葉は絶対口にしません。
ウチのクラブはブレイクやフィフス(加藤征)、マイティー、ピースエンブレム等のその後を見ても解る通り、クラシックを過ぎれば基本馬の適性に合わせた舞台を選択してくれます。
ハナからクラシックに出られないと解ってさえいれば、ちゃんと馬優先主義を貫いてくれる筈なんですよ。

僕とて出資馬が皐月賞やダービーに出てくれたらとても嬉しく誇らしいですけど、それは他のGⅠや重賞でも同じ事。
その馬の才能の芽を摘んでしまう危険を犯してまでクラシックを目指して欲しいとは思いません。
ヴァルガリスは先々必ず走ってくる馬だと信じてますので、大事に才能を育ててやってもらいたいですね。

※1/28付けの記事で入厩時の馬体をチェックできますが、シルエット自体は悪くありません。ここまで順調さを欠いてきた割にはまずまずの状態にあると言えるでしょう。
しかし、まだ緩いのも事実。もう少し乗り込みを重ねて力強さが出てこない事にはやはり厳しいのではないかと見ています。
加藤先生も「焦らず馬の状態に合わせて…」と言ってくれているので、今はその言葉を信じたいですね。


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コメント
この記事へのコメント
こんばんわ

ヴァルガリス、デビューまでの調整の裏で
色々な思惑が交錯していたわけですね

確かに、言われてみると
先々週では、加藤先生は「大事をとって、中山開催で」とおっしゃっていたのに、
先週は「東京開催でデビュー考えていた」というコメント。
何だかちょっとした違和感があったのですが、「クラシックを視野に」ですか...何だか合点がいきました。


クラシックを視野に..。って、響き自体はググっとくるものはありますが、
ここまで、決して順調に来れたとは言い難い馬だけに、ティアさんのおっしゃるように馬の調子に合わせて育てて欲しいですね。

2010/02/16(火) 23:17:00 | URL | のる #-[ 編集]
お久しぶりです^^
ヴァルガリス、自分も最初欲しくて出資申し込みしたのですけど買えずでしたwでも買えなくても一度は出資考えた馬なので注目してますよ春先のクラシックは今からの入厩じゃ厳しいですよね^^;クラブ側ももう少し考えて発言して欲しいですね。
自分の出資したネオ君は何とか順調に来てて一安心です何とかデビュー戦で先につながるパフォーマンス見せて欲しいです^^

PS・・嫁に07産駒で一番いいのはキョウエイマーチの07と昔言われたときがありました(値段が高くて嫁には買うなと言われてそのときは諦めましたけどw)素人の力恐るべしと思いましたw
2010/02/17(水) 19:54:32 | URL | akira #-[ 編集]
どうなるんでしょうね
確かに現状、馬体の造りはまだ緩く映ります。品は良いけどそのぶんひ弱さもあるおぼっちゃま、てな感じでしょうか。

ま、ここまで出遅れてしまうと逆に、納得いく状態でデビューさせてやって欲しい、とゆったり構えられます。クラシックどうこう言うのは、開幕ダッシュに失敗してオールスター(有馬)過ぎても最下位なのに、リーグ優勝するぞっ! って主張する野球ファンのようなもので・・・

まずは一歩一歩、ですね。
2010/02/17(水) 23:34:39 | URL | うまなみくん #-[ 編集]
のるさんへ
のるさん、こんばんわ。

「クラシックを視野に…」
この言葉を聞いたとき、正直僕の中でも(あぁ、やっぱりな…)という感想が少なからずありました。
目標をかざすのは自由ですが、その時、本来真っ先に優先されるべきはずの『馬』の都合は少しも考慮しないのでしょうかね。
過去にも書いてきましたが、これはヴァルガリスに限らず他の有力三歳馬の使い方を見ていても思うのですが、キャロットはクラシックへのこだわりが少し強すぎます。
僕はキャロットのクラブとしてのサービスに関してはとても高く評価しているんですけどね…。
この点だけは本当に不安にさせられます(==;)

さて、今日の更新で一応の目安と言うことですが、具体的な言葉も出てきましたね。7日の新馬戦にはゴルトブリッツも出走を予定しているみたいなので、多分クラブがどちらかを引っ込めさせるでしょうが。
今後の仕上がり具合を見ないことには何とも言えない部分もありますが、個人的な見解では、もし予定通り7日に出てくるようならとりあえず一叩き。20日まで待つようなら一応は勝負気配と見ています。
坂路の時計も悪くはなかったですから、初戦からでも案外期待できるかもしれませんね^^
ちょっと暗い話題が続いてしまったので、この後は明るいニュースを書いていきたいものです。
2010/02/18(木) 00:48:46 | URL | ティア  #-[ 編集]
akiraさんへ
akiraさん、こんばんわ。お久しぶりです(^▽^)
ヴァルガリスは最近までご一緒している方が少ないな~と感じていたのですが、akiraさんも評価してくれていたのですね!有り難い事です^^
akiraさんのネオ君もデビュー目前ですね。お互いに一頓挫あった期待馬ですが、あと一歩という所まで来てくれました。
ここまでの過程が過程ですから過度の期待は禁物かもしれませんが、東西で次の期待が広がる好レースを見せて貰いたいですね。

素人の力恐るべし。
……わかります。僕がそれを強く体感したのは3、4年前の事です。
とある新馬戦のパドックで、その時一緒に行ったほぼ完全素人の女の子が一頭の馬を指して「5番の馬がめっちゃよく見える」と僕に猛プッシュしてきたのです。
僕は何を根拠に言うんだよ、と笑っていましたが、実際レースではその馬が完勝。翌年は菊花賞まで勝ってしまいました。
そう、その馬とはあのアサクサキングス。
多分素人の方というのは余計な情報がない分、馬っぷりの良さ、あるいはバランスに秀でた馬に自然と目がいってしまうのだと思います。
そして大物になる馬というのは、大抵そのどちらかに当て嵌まっているもの。新馬戦や募集時のカタログ&DVDなんかでは尚のこと違いが出てますからね。
そう考えると必然だったとも言うべきでしょうか、素人の真っ直ぐな意見というのも存外に奥深いものかもしれない…と考えさせられるようになりましたよ^^;

ちなみに、僕の身近な既婚の友人にもお嫁さんに一口馬主でいること自体ナイショにして、こっそり続けている強者がいますよ笑。
こうして色々な声を聞いていると、皆さんそれぞれに苦労されているのですね(^▽^;)
2010/02/18(木) 00:55:20 | URL | ティア #-[ 編集]
うまなみくんさんへ
うまなみくんさん、こんばんわ。
馬体の緩さ…、この馬の場合、兄と違って募集時の段階でも完成度は他と比べて低いように映りましたし、加えて骨折による休養期間も長かったのですからその点はまだ致し方ない部分かと思います。
加藤先生も昨秋の段階で体力不足と見るやすぐにリターンさせたぐらいですから、現状の状態に関しては十分理解しておられるハズ。
ここ最近のコメントを読む限りでは、先生も本音はもう少し乗り込んでからにしたそうな感じですしね。

今クラシックに拘っているのはどう見てもクラブだけな訳で、そもそも一月も終わろうかという時期にそんな言葉をスラッと言えてしまう事が驚きです。
『クラシック』と言えば会員が皆喜ぶとでも思っているのでしょうかね(==;)
もし本気で言っているのならば、クラブ社員がクラシックレースをそんなに軽く考えていて大丈夫なのかと心配してしまいますよ。
うまなみさんも仰る通り、まずは目の前の事を一歩ずつでしょう。

まぁ何と言いますか、ここまで口を挟みたくなるのは去年のブレイクの一件があって以来、僕自身がクラシック恐怖症(というよりクラブの方針にですが)に陥ってしまったのもあります^^;
アルメーリヒのように、まさに此処がベストだ!と言えるような馬ならまだしも、未だデビューすらできていない馬にまでクラシック云々言われてもちょっとなぁ…という感じですね。
2010/02/18(木) 00:59:55 | URL | ティア #-[ 編集]
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