管理人ティアの一口馬主生活&各クラブ馬診断。競走馬をより深く理解する事が目的です!    ※記事の引用、および画像の転載は各クラブより許可を得た上で行っております。
経緯
2014年07月19日 (土) | 編集 |
遅くなりましたが、アルメーリヒ出資に至るまでの経緯を書かせて頂きます。

ツアーまでの選択肢はアンブロワーズ、アルメーリヒ、デグラーティア、ダンスインザムードのいずれか+タンタス、第二インコグニートの構成でした。

最初に候補から外れたのはデグラーティア、ダンムー、タンタスエルテの三頭。
デグラーティアは脚や歩様に問題はなかったのですが、数字の印象より小さく見える造りが気になりました。母似と言えばそうかもしれませんが、経験上早生まれのこのタイプは後の成長力に欠けるケースが珍しくないのです。
4月生まれなら本命だったかもしれませんね。

タンタスは体重と爪に不安が残ります。
勿論成長もするでしょうし、結果的に問題なく走れるかもしれません。
それでも、良くて姉と同等という見立てをした以上、100万円を出す気にはなれませんでした。
来年も全妹が募集される筈なので、それも抑止力として働きましたね。

ダンムーは今更ながらこの配合、Xファクター理論ばかり注目されがちですが、根本的に牝馬向きの適性からはズレると思うのです。
フェデラリストも東京で勝った時は最終週でしたし、完璧なレース運びをした結果。基本的には中山や阪神、道悪馬場等で良積を残した『牡馬』でした。
13の場合は当然牝馬三冠やエリザベス女王杯が目標となるわけですから、目に見えない部分や他力本願的要素への期待が前提ってのもなんだかな…と考えた次第です。
なので、これも買うなら来年。

残るはアンブロワーズとアルメーリヒ、現地で評価を上げたインコグニートの三択となります。

そして、この中でインコグニートだけが全姉というサンプル(デビュー済の)を持っておりました。
この配合はグッドではあるがベストではない。それに加えて、コグノセンティの出来が良かった事を踏まえても特大ホームランは難しそう、という結論に至ります。
社台の第一は三振上等の強振スタイルで良いのです。アベレージヒッターが欲しいなら様子見できる大口グラブで探せば良い。

そして最後の二頭。
一発狙いとか母の最高傑作という基準なら、二頭の間に優劣の差は殆どない。配合面はどちらも一長一短で、そもそもが新種牡馬。配合に重りを置きすぎても仕方がない。

厩舎はどうか?
国枝先生はレース選択や適性判断の面で首をかしげたくなる事が多い。今一つ適性に掴み所がないアンブロを預けるには些か不安が残ります。

高柳先生は普通にやれば一つは勝てるよね。って馬を勝ち上がらせる技量は高いと思う。
キャロットやシルクの牝馬の扱いを見て、そう感じています。
が、その反面能力以上のプラスアルファを引き出してくれる印象が無い。
開業して日も浅いので今後のノビシロは期待できますが、OP競走で一度も連対実績がない現状では大きい事は言えない。

どちらも不安要素を抱えていました^^;
ただ、総合的に見てアルメーリヒの方がローリスクでしょう。
ハートランドのように京都だけは走らせちゃいけない馬が輸送難だとか、そういった致命的なリスクの可能性ですね。
馬体などから察するにアンブロの方がアルメーリヒよりも、コースや馬場への注文が多いタイプだと思います。

最終的には他クラブでの余力や個人的な縁なども考えてアルメーリヒを選んだ訳ですが、今年は最後まで悩まされたドラフトでしたね。

次回は馬体やら配合を、より掘り下げて解説していきたいと思います。




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コメント
この記事へのコメント
なるほど、来年のドラフトの参考になります。厩舎は大事ですよね。国枝厩舎の最近の方針には私も若干疑問を持っています。クラブの高馬もいまいち順調に行っていないですよね。

さてさっそく今日から愛馬見学に北海道行ってきます。一か月ぶりの愛馬と出資が決まった愛馬との対面が楽しみです!
2014/07/19(土) 11:22:22 | URL | ヤエノムテキ #-[ 編集]
こんばんは!
改めて選定の見極めに驚きましたし、」非常に参考になりましたよ♪
私は地元出身の先輩に今回のお勧め馬を数頭選んで頂き、自分の実績で無理無い安全範囲で選択したのが実際のところです。
(最近自分の馬見に自信が無いもので…。)

バクチは東サラかノルマンディで楽しめば良いかと判断し、堅実に付き合えそうな彼女を選択した訳ですが、二年後お互い握手出来れば幸いですね♪

因みに追加でストレイキャット13が右脚湾曲不安ありますが、来年以降の実績不安から抑えました。この選択が吉とでるか凶とでるか、二年後が楽しみです。
2014/07/19(土) 21:47:51 | URL | ねこだねこきち #-[ 編集]
ヤエノムテキさんへ
あれやこれやと考えてはみるものの、実際はアンブロワーズとインコグニートが走って自分の馬だけ未勝利…なんてケースが一番有りそうな気がするんですけどね笑。
国枝さんはマイネルキッツの適性見抜くにもだいぶ時間を要したようにあらゆる要素が同じベクトル向いてないと少し怖いタイプですね。

牧場見学気をつけて行ってらっしゃいませ。
そうそう、牧場見学といえばタンタスエルテ14の写真を見る機会に恵まれまして、パッと見た感じですと今年のより良い出来(特にトモ)でしたよ(・∀・)
2014/07/22(火) 08:32:33 | URL | ティア  #-[ 編集]
タンタスの14は来年もG1募集でしょうし、そうなると今年の入会もありですね。実はエイグレットの13に残口があるので見せてもらったのですが、そんなに悪くないようにも思えました。
2014/07/22(火) 08:45:01 | URL | ヤエノムテキ #sSHoJftA[ 編集]
ねこだねこきちさんへ
実際の成績に上手く反映していない現状ですので、軽く聞き流す事を推奨致します笑。
だだ、この価格帯の馬であれば何かしらのリスクは承知の上で、こじつけでも何でも良いから自分なりの理屈を持って出資するべきだと考えています。
誰が見ても良い馬、欠点がない馬なんてのは大概人気するか値が張るか、まぁどちらかですのでね(^_^;)
僕なんぞはラッキーに頼るか盲点を突くかの二択しかありません笑。

次回の更新では血統に少し触れるつもりですが、デビューした産駒を見るとハービン×ヘイローは悪くなさそうです。
スワーヴジョージもアルメーリヒとある共通項を持っているので、ちょっと期待が膨らんできました( ・∇・)
2014/07/22(火) 08:45:51 | URL | ティア  #-[ 編集]
ヤエノムテキさんへ
タンタスエルテの子供は皆、当分の間はG1で募集される予定だそうです。
年齢を考えてもあと二、三年が勝負になると思います。
問題の実績は数百万円分が必要になるでしょうから、新規のままでも立場は変わらないと見ていますが、それとは別に魅力ある馬がいるなら入会も考えたいですね。

写真映りが良いだけ(逆も然り)の馬や秋にグンと変わる馬も居ますから見極めを大事にしたい所です。
成長曲線は大抵上と似るのでエイグレットはイメージがし易くて助かりますね^^
2014/07/25(金) 00:24:32 | URL | ティア  #-[ 編集]
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